担当者 | 中村 楼蘭 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [心理学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | ESS-204 |
4つの項目を解説します。
1.国際政治、国際政治学、国際社会、ナショナリズム、国益、パワーといった基礎的用語の意味。
2.現代国際政治のアクター。
3.国際政治におけるリアリズムとリベラリズム。
4.現代国際政治の実態。
目的は国際政治の構造と実態の理解です。
単位取得時に①中学の「社会」や高校の「政治・経済」の国際政治に関する部分を深く理解したうえで教授することができる。
授業内試験を5回実施したうえで、定期試験期間内に期末試験を実施します。全ての試験の得点を加算し、平均して成績をつけます。各試験の成績評価における比重は同じです。
情報は記憶しなければ知識にならないので、全ての試験で資料等の持ち込みは不可とします。
欠席・遅刻が多い者には最終的な成績をランクダウンするなど厳しく対処します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | セメスターの初期に専用のプリントを配付します。A3判サイズで30枚程度配付する予定です。 | ||
参考文献 | 『国際政治事典』 | 猪口孝他編 | 弘文堂 |
前回の授業の内容を十分に理解し試験に備えておいて下さい。
授業への出席を優先し、全ての授業内試験を受けて下さい。
春期の「政治学(教職)」を受け合格していることが望まれます。それは、春期解説済みの諸事項について説明が省略されるためです。例えば、「政治とは何か」、「主権とは何か」等。
出席の際は、学生証を必ず携帯し、リーダーにタッチして下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス (第1講)国際政治の定義について学ぶ。 |
第2回 | (第1講続)国家が対立し争う原因について学ぶ。 |
第3回 | (第1講続)現代国際政治の趨勢を学ぶ。 |
第4回 | 第1回授業内試験 (第2講)国際社会の定義と発展過程を学ぶ。 |
第5回 | 第2回授業内試験 (第3講)国際政治におけるアクターの多様化を学ぶ。 |
第6回 | (第3講続)新しいアクターとしてのグローバルな国際組織(国際連盟/国際連合)、地域的国際組織(EU/ASEAN/AU)について学ぶ。 |
第7回 | (第3講続)新しいアクターとしてのNGO、多国籍企業、国際的活動を展開する宗教的・民族的組織について学ぶ。 |
第8回 | 第3回授業内試験 (第4講)帝国主義の定義、発生の背景、世界的影響、新帝国主義を学ぶ。 |
第9回 | 第4回授業内試験 (第5講)東西冷戦の定義、特徴、起源を学ぶ。 |
第10回 | (第5講続)冷戦の展開過程(第1段階~第4段階)を学ぶ。 |
第11回 | (第5講続)冷戦の展開過程(第5段階~第8段階)を学ぶ。 |
第12回 | 第5回授業内試験 (第6講)中東戦争の背景、展開過程(第一次、第二次)を学ぶ。 |
第13回 | (第6講続)中東戦争の展開過程(第三次、第四次)、国政政治上の意味を学ぶ。 |
第14回 | (第7講)多極化の定義、中国・ヨーロッパ・第三世界(非同盟)台頭の経緯を学ぶ。 |
第15回 | (第7講続)近年の国際情勢(アメリカ一極集中か多極化か)について学ぶ。 |