担当者 | 宮田 智之教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [スポーツ医療学科] | |
科目ナンバリング | SSE-102 |
本授業では、危機管理論としてアメリカの安全保障政策について学びます。
世界のリーダー国であるアメリカは、長年にわたりさまざまな安全保障上の問題に対応し、国際社会に多大な影響を及ぼしてきました。無論、すべての問題において効果的に対応したとは言い難く、イラク戦争のように開戦理由や戦後統治をめぐってアメリカ国内だけでなく世界中からも激しく非難されたケースもあります。また、シリア内戦への対応をめぐっては、アメリカのリーダーシップの乏しさが批判されました。
そこで、本授業では近年の代表的な安全保障上の問題に焦点をあて、それぞれの事例においていかにアメリカ政府が対応したかを集中的に学習したいと思います。
①「危機管理」というテーマを通じて政治や社会の動きについて関心をもつことができるようになります。
②国際情勢をはじめ時事問題への理解が深まります。
期末試験と平常点に基づき評価します。それぞれの割合は、期末試験:80%、平常点:20%です。授業態度が悪い場合は欠席扱いとすることもありますので注意してください。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
定期的に配布するプリントを利用して予習と復習をしっかり行って下さい。
①質問は大歓迎です。疑問点、わからない点などがあれば授業後に聞いてください。
②授業の進行の妨げとなりますので、授業中の私語や途中退席等は謹んで下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 米露関係の変容 |
第3回 | ロシアゲート |
第4回 | 中国の軍事的台頭 |
第5回 | 中国の海洋進出 |
第6回 | 米中貿易摩擦 |
第7回 | 北朝鮮の核開発問題 |
第8回 | イランの核開発問題 |
第9回 | シリア内戦 |
第10回 | 権威主義体制の復活 |
第11回 | サイバー攻撃の脅威 |
第12回 | シャープパワー |
第13回 | NATOの現在 |
第14回 | リベラルな国際秩序のゆくえ |
第15回 | まとめ |