担当者 | 石川 敬史教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [史学科] | |
科目ナンバリング | SEM-433 |
この授業では、アメリカ独立革命についての代表的な研究者による研究文献を講読し、18世紀から19世紀の大西洋世界の歴史を概観します。受講者は、より効果的な発表方法を学ぶとともに、討論を通して歴史学研究に習熟することををねらいとしているので、ぜひ勇気をもって臨むことを願います。今日の世界に大きな影響力を持っているアメリカ合衆国の基盤となる思考様式を理解するとともに、西洋史全般についての感性を涵養することを最終的な目的としています。
西洋史を学ぶ上での基本的な素養を身につける。
学術的な文献の読み方を習得する。
知見をレジュメにまとめて口頭報告をする方法を習得する。
自分自身で図書館を活用できるようになる。
演習への参加姿勢(積極的な発言など):50%
レジュメ報告への評価:25%
授業に基づくレポート課題への評価:25%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『アメリカ独立革命』 | ゴードン・S・ウッド(中野勝郎訳) | 岩波書店 |
参考文献 | 『ザ・フェデラリスト』 | A・ハミルトン、J・ジェイ、J・マディソン(斎藤眞・中野勝郎訳) | 岩波書店 |
受講者は、授業日に講読する章を必ず読み込み、自分のコメントを用意してから出席してください。
受講者は、全員が複数回の報告を担当するので、報告担当になった場合は、担当箇所のレジュメを用意してください。
報告者以外の受講者も、報告者を助けるつもりで授業に臨んでください。
読むこと、考えること、自分の考えを言葉で伝えられること、明瞭に書くこと、これらが人生を切り開く手段であることを自覚していただきたく願います。この授業をこうした能力の獲得の場ととらえて積極的に活用して下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス 課題図書についての解説、この授業の射程、授業の運営方針の説明をする。 |
第2回 | 第1章「起源」前半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第3回 | 第1章「起源」後半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第4回 | 第2章「アメリカの抵抗」前半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第5回 | 第2章「アメリカの抵抗」後半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第6回 | 第3章「革命」前半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第7回 | 第3章「革命」後半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第8回 | 第4章「憲法制定と戦争」前半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第9回 | 第4章「憲法制定と戦争」後半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第10回 | 第5章「共和主義」前半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第11回 | 第5章「共和主義」後半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第12回 | 第6章「共和主義社会」前半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第13回 | 第6章「共和主義社会」後半の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第14回 | 第7章「連邦憲法」の講読 報告者の報告と内容の検討 |
第15回 | これまでの授業の総括。 質疑応答と議論。 レポート課題の提示。 |