社会保険法B
担当者杉山 有沙教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングSOL-210

授業の概要(ねらい)

 社会保険は、私たちの生活に密着した法制度です。例えば、医療を安い値段で受けることができるのは医療保険があるからですし、年をとって稼げなくなったときには年金があり、また介護が必要になれば介護保険があります。このような社会保険制度は、疾病、老齢、障害、死亡、失業、業務災害・通勤災害、要介護などの事故をリスクとして捉え、保険技術を用いてリスク分散を行う仕組みです。
 本講義では、介護保険、労災保険、雇用保険を取り扱います。

授業の到達目標

 ①社会保険法一般と各論の基本構造を理解する。
 ②社会保険法制度をどのように保障していくべきか、について考えることができるようになる。
 ③自分の問題として、社会保険制度のあり方を考えることができるようになる。

成績評価の方法および基準

 定期試験(70点)と中間レポート(30点)で評価します。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『有斐閣アルマ 社会保障法(6版)』(2015年)。加藤智章・菊池馨実・倉田聡・前田雅子有斐閣
参考文献

準備学修の内容

 予習:次回授業のために、参考文献にある教科書に目を通しておいてください。
 復習:授業レジュメを再度読んでおいてください。

その他履修上の注意事項

 テレビや新聞などを読んで社会保険制度の問題点などを積極的に調べてみてください。また、社会保険制度は、生活に密着した制度です。ぜひ、ご家族を始め身近な方に、社会保険について困っていることはないのか、聞いてみてください。

授業内容

授業内容
第1回 オリエンテーション(本講義全体の見取り図、受講の目的と意義)
第2回 社会福祉①
第3回 社会福祉②
第4回 介護保険①
第5回 介護保険②
第6回 介護保険③
第7回 介護保険④
第8回 障害者自立支援給付
第9回 労働保険①
第10回 労働保険②
第11回 労働保険③
第12回 労働保険④
第13回 労働保険⑤
第14回 労働保険⑥
第15回 まとめ