担当者 | 稲田 尚子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [心理学科 2017年度以前] | |
科目ナンバリング | PSY-202 |
発達障害の特性のなかでも人との関係に課題を抱えている子どもたちは、とりわけ他者の視点に立った考え方や社会的なふるまい方を学習することが困難である。しかし、彼らの認知の特性を理解し、それを踏まえた支援を提供することで、他者の視点どりや適応的なふるまいを教えることは十分に可能である。本講義では、教材作成を通して、発達障害の子どもに対する支援方法を学ぶ。授業は、1つのテーマにつき2~3回で構成され、まず参考図書をもとに支援に対する考え方を身につけ、次に実際に自分で課題を設定し、それに沿った教材を作り、その後修正して最適な教材を作る体験をする。
1.自閉スペクトラム症の認知特性を理解し、説明できる
2.自閉スペクトラム症の認知特性を踏まえた、支援の方向性を理解し、説明できる
3.自閉スペクトラム症の認知特性を踏まえた、学習教材を作成することができる
出席10%、授業中の課題やディスカッションへの参加30%、担当回の発表20%、作成した教材20%、最終レポート20%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 『ソーシャルシンキング: 社会性とコミュニケーションに問題を抱える人への対人認知と視点どりの支援』 | ミシェル・ガルシア ウィナー (著), 稲田 尚子 (翻訳) | 金子書房 |
参考文献 |
適宜参考文献を紹介したり、文献を配布しますので、事前に読んで授業に臨んでください。
教材作成の回は、授業外の時間に準備や作成をしてもらうこともあります。
英語の幼児向けの絵本やゲームを使用することがあります。
グループアクティビティやゲームを通して、被学習者の体験をしてもらうこともあります。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 自閉スペクトラム症と認知特性 |
第2回 | 構造化1 |
第3回 | 構造化2 |
第4回 | 構造化3 |
第5回 | ソーシャルストーリーとパワーカード1 |
第6回 | ソーシャルストーリーとパワーカード2 |
第7回 | トークンエコノミー1 |
第8回 | トークンエコノミー2 |
第9回 | 他者の考えを考える1 |
第10回 | 他者の考えを考える2 |
第11回 | 目を使って考える1 |
第12回 | 目を使って考える2 |
第13回 | 賢い推測をする1 |
第14回 | 賢い推測をする2 |
第15回 | 賢い推測をする3 |