心理学基礎文献研究Ⅱ
担当者草山 太一教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [心理学科 2017年度以前]
科目ナンバリングPSY-202

授業の概要(ねらい)

 心理学基礎演習Ⅰに引き続き、ことわざに表現された人の心を題材とした書籍を読むことを通じて、心理学ではどのように実証研究がなされてきているのか、心に対する多様なアプローチを知り、また心の仕組みや行動の生起要因について考えてみる。
 文献のまとめ方として、パラグラフごとに著者が伝えたいメッセージを探索したり、マインドマップやフローチャートなどの図解表現技法を用いた作成を試みる。文章から連想される挿絵を描くなど、できるだけ図解するようにする。これらの作業を通じて、論証や著者の主張を理解し、論理的な読解力のスキルアップを目指す。授業内に文章のまとめを作成し、これをもとに議論や発表をおこなうことが毎時間の授業の流れとなる。

授業の到達目標

 ことわざに表れた人の心の様相について、実証的な心理学研究から説明を試みた文献の講読を通して心理学の知識を深める。また文献を読み、それを図解表現することによって、効果的な文章のまとめ方や発表の方法を身につける。

成績評価の方法および基準

 作成するまとめの資料(60%)と発表内容(40%)で評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書ことわざと心理学—人の行動と心を科学する今田寛有斐閣
参考文献

準備学修の内容

 授業ごとに、次回に扱う内容について指示するため、教科書の該当する箇所を読み、トピックについてまとめること。また、教科書の巻末にある文献リストに記載されている文献についても入手し、内容についてまとめる。

その他履修上の注意事項

 スケッチブック(B4サイズ以上の大きさ)と色鉛筆を使用する。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション(ガイダンス)
 図解表現技法について確認する。
第2回文献の講読と討論(1)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第3回文献の講読と討論(2)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第4回文献の講読と討論(3)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第5回文献の講読と討論(4)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第6回文献の講読と討論(5)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第7回文献の講読と討論(6)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第8回文献の講読と討論(7)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第9回文献の講読と討論(8)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第10回文献の講読と討論(9)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第11回文献の講読と討論(10)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第12回文献の講読と討論(11)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第13回文献の講読と討論(12)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第14回文献の講読と討論(13)
 文献講読し、内容についてまとめ、それを元に発表と討論を行う。
第15回まとめ
 第2回から第14回までの授業の振り返りを行う。