フランス語講読Ⅰ
担当者鵜飼 敦子教員紹介
単位・開講先必修  1単位 [外国語学科 仏・独・西・中・韓語コース(2017年度以降)]
科目ナンバリングFRE-204

授業の概要(ねらい)

フランス人はどのように「ニッポン」を見ているのか?そんな観点から選んだフランス語で書かれた文章を読みます。現代の東京について書かれた観光ガイド、日本の伝統文化を紹介する文章など、旅行記、映画、アート、モード、という様々なトピックについて、プレゼンテーション形式の発表を交えながら、フランス語で書かれた文章の講読をします。

授業の到達目標

フランス語で書かれた平易な文章を、辞書なしで読めるようになることが目標です。また、日本の文化や伝統を外国語で紹介することは、旅行や留学先で必要となります。そとからみた「ニッポン」をたどることにより、自分をとりまく環境を相対化して、それまでとは異なる視点で自国の文化を見なおすことが可能となります。講読して翻訳した文章を分かりやすい日本語で書くという訓練もおこないます。

成績評価の方法および基準

プレゼンテーション:30%
出席点:30%
試験:40%
出席点に関しては、遅刻2回で欠席1回扱いになります。3回以上欠席した場合減点が始まります。欠席5回で単位取得不可となりますので注意してください。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書指定なし。講読内容はその都度、準備したものを授業内に配布します。
参考文献参考文献については、授業内で適宜紹介します。

準備学修の内容

授業には、必ず辞書を持参すること。あらかじめ決められた講読担当箇所のプレゼンテーションをおこなってもらうことがありますので、予習が必要となります。

その他履修上の注意事項

初級フランス語をすでに学んでいる学習者を対象とした授業です。学習に支障をきたすので、遅刻には気をつけること。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーションと比較・関係文化史について
第2回クール・ジャパンとは?
第3回パリのジャパンエクスポについて
第4回ジャポニスム2018について学ぶ
第5回フランスの工芸と日本の工芸
第6回19世紀のフランスから見たニッポン
第7回旅行記にあらわれるニッポン
第8回フランス語で読むニッポン①古典芸能を読む
第9回フランス語で読むニッポン②講読発表
第10回フランス語で読むニッポン③観光ガイドを読む
第11回フランス語で読むニッポン④講読発表
第12回フランス語で読むニッポン⑤映画を読む
第13回フランス語で読むニッポン⑥講読発表
第14回フランス語で読むニッポン⑦復習とまとめ
第15回復習と試験