担当者 | 高田 彬成教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [資格科目] | |
科目ナンバリング | ESS-316 |
高等学校健体育科教員としての基礎的・基本的な指導力を身に付けるために、保健体育科の指導案作成の基盤となる「教材観」や「指導観」について学ぶとともに、領域別・学年別の目標や内容、中学校から高等学校への接続、高等学校から生涯スポーツへの継続等を踏まえた「授業づくり」の基本的な事項について学ぶ。また、学習指導案の作成・発表、および、模擬授業や事後研究協議を実際に行う。
(1)高等学校の保健体育における各運動領域・種目等の「運動の特性」(機能的特性・効果的特性・構造的特性)や「成り立ち」などについて理解する。
(2)各運動領域・学年別の目標・内容に応じ、中学校との接続・一貫性を踏まえた「授業づくり」の基本的な事項や教材開発の視点について理解する。
(3)学習指導案(単元計画・本時案等)の作成・発表、発表に対する相互評価活動、模擬授業・事後研究協議を通して、実践的な指導力を修得する。
授業内課題(20%)、指導案作成・発表(20%)、最終提出指導案(20%)、テスト(20%)、発表・事後研等での相互評価・意見発表・ファシリリテーター(20%)で、総合的に評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『高等学校学習指導要領(平成30年告示)解説 保健体育編・体育編』 | 文部科学省 | 東山書房 |
教科書 | 高等学校検定教科書『現代高等保健体育』 | 和唐正勝他 | 大修館書店 |
参考文献 |
(1)学習指導要領解説や授業配付レジュメを読み込み、用語や内容を理解するなど、常に予習・復習をする。
(2)文部科学省(スポーツ庁)や都道府県の体育・スポーツ情報、体育・スポーツニュースに関心をもち、自ら専門的知識を積極的に入手し、理解する。
(3)教育実習に備えて、指導案の例を参考に全ての領域で指導案を自主的に作成する。
(4)教育実習での指導場面を想定するなど、教材開発関連資料を積極的に収集し、整理する。
(1)春期開設の「保健体育科教育法Ⅲ」と併せて履修する。
(2)教職を目指す学生に相応しい態度で受講し、自立して学習する。
(3)本気でよき保健体育科教員を目指し、常に教育や学校現場を想定して積極的に学習する。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション(シラバス概要、成績評価方法等の説明)、教材研究(指導案作成)対象領域の選択 |
第2回 | 授業づくりと学習過程(これまでとこれから)、「体つくり運動」の指導案例と指導案作成作業 |
第3回 | 「体つくり運動」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第4回 | 「器械運動」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第5回 | 「陸上競技」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第6回 | 「水泳」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第7回 | 「球技(ゴール型)」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第8回 | 「球技(ネット型)」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第9回 | 「球技(ベースボール型)」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第10回 | 「武道(柔道、剣道、その他の武道)」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第11回 | 「ダンス」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第12回 | 「体育理論」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第13回 | 「科目保健」の授業づくりと教材研究(指導案作成・発表、研究協議) |
第14回 | 高等学校保健体育科におけるよい授業の条件についての整理 |
第15回 | まとめ(教材研究の視点等)と指導案・課題レポートの提出 |