授業の概要（ねらい）

　現在、スマートフォンの普及や携帯通信の拡充により、様々な情報サービスが我々の生活で享受できている。情報社会では、情報サービスや情報システムは実社会に影響を与え、広く浸透し社会のインフラとなっている。その中で、現れた言葉に「クラウド」がある。「クラウド」は情報技術としての言葉だけではなく、情報社会においてバズワード（はやり言葉）となった。我々はインターネットやスマートフォンを介して様々なクラウドの技術やクラウドサービスを意識することなく利用している。
　本授業では、「クラウド」というキーワードを基に現代社会を捉えるために必要な情報技術を学ぶ。様々なクラウド技術やクラウドサービスの事例を演習を交えて取り上げることで、学習者は、クラウドを理解するために必要な情報技術の知識や考え方を学習する。

授業の到達目標

　クラウドを理解するために必要な技術的背景をこれまでの情報技術の歴史を踏まえて説明できる。
　実際のクラウドを体験し、大学生活でクラウドを効果的な利用が出来るようになる。
　常にクラウドの情報技術の本質を捉えようとする態度を身につけることが出来る。

成績評価の方法および基準

　出席は3分の2以上する必要があり、カードリーダによる出席とその時間に課せられた毎回の課題の提出とセットで出席と認める。最終課題はレポートを予定している。
　　・出席点と各授業に提出するミニレポートおよびミニテスト（60％）
　　・最終課題（40％）

教科書・参考文献

準備学修の内容

　授業内容によってはWebページ等で事前学習および課題を課す場合があり、そのための時間は確保すること。

その他履修上の注意事項

　スマートフォンを使った演習などがあり、基本的に演習時に使用するスマートフォンとデータ使用料は学生が負担することになる。データ使用に関しては、大学の無線LANを使用することによって節約できるので検討してほしい。講義ごとに、ノートやミニレポートを提出してもらう予定である。

授業内容