担当者 | 長田 博 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
1)このゼミではグローバル人材として活躍するための基礎として、以下の4項目を目標とします。
①国際経済学の理論的基礎の学習。
②発展途上国を含む世界経済の現状と課題を知る。
③将来、海外において、また国内の国際企業で仕事をするために、諸外国の人たちの多様な文化・社会・考え方について理解を深める。
④語学を含む実践的コミュニケーション能力の養成。
2)毎回授業冒頭の10分間を使って世界経済のニュースのヘッドライン(見出し)を英語で読みます。
3)前期には、興味のある分析対象国へのヴァーチャル・ツアーをします。あくまでも仮想ですが、自分で企画し、Visaをとり、航空券を予約し、実際にGoogle MapのStreet Viewで街を見学します。観光だけではなく、その国の経済の特徴も調べます。ヴァーチャル・ツアーの結果はプレゼンを行い、レポートを提出してもらいます。前期は、原則として2-3人の共同研究です。
4)後期には、世界あるいは特定の外国や地域の経済的課題を取り上げ研究し、個別に小論文を書いてもらいます。小論文とは、簡単なレポートではなく、学術論文の体裁をふまえ、分析を含むものを意味します。小論文は11月末までにドラフトをワードファイルで提出し、コメントに従って修正し、12月下旬までに最終版を提出します。その後の就職活動において、ゼミでの学習実績を説明するための資料として、最終授業までにゼミ論集としてとりまとめます。小論文作成は大変ですが、おかげで就職活動の面接試験が受かったという先輩も多いので頑張りましょう。
5)英語による講義や討論も、ゼミ生にとって無理のない範囲で試みます。
現代のグローバルな世界で立ちすくむことがないように、世界経済と異文化理解を深め、語学能力・自己表現能力について最低限のスキルを身につける努力をする。このことにより、以下の点を目標とする。
①外国語で簡単な挨拶と会話ができる。
②外国と日本の考え方の違いの例を幾つか説明できる。
③国際経済の基礎理論について理解する。
④海外旅行を企画し、実際に予約できる能力を身に付ける。
ゼミでの共同研究への参加状況、プレゼンテーション、研究報告などの総合評価。
なお、欠席が、授業日数の1/3を超えた場合や、ゼミでの報告やレポートの提出の義務を果たさない場合は、単位は認定できません。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
教科書 | |||
参考文献 | 『基礎コース国際経済学』(2003年)。 | 澤田康幸 | 新世社 |
参考文献 | また、Webからダウンロード可能な経済産業省『通商白書』も参考になります。 |
語学能力の向上を目指すゼミ生は、ラジオやテレビの語学番組で継続的な学習をし、TOEICの目標点を定めてチャレンジしてください。
また、パソコンでワード、エクセルが使用でき、添付ファイル付きメールが送付でき、パワーポイントが作成できるようにしておいてください。
心を柔らかくして参加し、積極的に色々なことにチャレンジしてみて下さい。世界には多様な価値観があるものです。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ①ゼミの運営についての説明と注意 ②ゼミメンバーの英語による2分間自己紹介 |
第2回 | 異文化理解ゼミ討論-考え方の違い-(ディスカッション) 「世界には日本(人)と異なるどんな考え方をもった人々がいるか。」 ①宗教に対する考え方 ②日常習慣やしぐさ ③集団と個人 ④その他 |
第3回 | 異文化との遭遇妄想ゼミ討論(ディスカッション) ①あなたが1か月後インド支店に家族ぐるみで派遣されることになったら、出発までにどんな準備をするか。 ②あなたは、カンボジアに一人で観光旅行中。突然、すりに財布もパスポートもとられた。どうするか。 |
第4回 | 春期レポートについての説明 ①バーチャル・ツアーの説明 ②プレゼンとレポートの要件 ③剽窃(コピペ)への注意 ④研究対象国と共同研究グループの決定 |
第5回 | レポートのための情報の調べ方 ①特定国についての標準的調査項目解説(歴史・文化・社会など全般、経済) ②マクロ統計データのホームページ紹介 ③各国経済についてのホームページや国際的課題に関する情報ソース紹介 |
第6回 | 世界経済についての常識(1) ①地図、 ②世界経済の現状(地域別発展状況) |
第7回 | 世界経済についての常識(2) ①世界経済が直面する諸課題 ②貧困 |
第8回 | ヴァーチャル・ツアー計画のグループ別準備作業(グループワーク) |
第9回 | ヴァーチャル・ツアーの中間報告① (プレゼンテーション) |
第10回 | ヴァーチャル・ツアーの中間報告② (プレゼンテーション) |
第11回 | 国際経済学(1)比較優位の理論 |
第12回 | 国際経済学(2)貿易自由化(関税)の理論 |
第13回 | 国際経済学(3)直接投資の理論 |
第14回 | ヴァーチャル・ツアーの最終報告① (プレゼンテーション) |
第15回 | ヴァーチャル・ツアーの最終報告② (プレゼンテーション) グループレポート提出日 |