アジア経済論特講Ⅱ
担当者長田  博
単位・開講先選択  2単位 [経済学研究科 経営学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 春期には、①世界経済におけるアジア経済の位置づけ、②アジア諸国間の有機的経済関係を中心に講義した。
 秋期は、アジアの各国経済の現状と特徴について学ぶ。講義にあたっては、統計データを重視したアプローチを使用し、具体的なイメージが湧くように工夫したい。
 毎回の授業内容の基本構成は次の通り。
 ①最初30分間でアジア経済の最新ニュースを取り上げ、簡単に解説し、そのあと皆でそれについて議論します。
 ②次の20分間で、統計数値を見て、各国経済のマクロ的特徴を読み解く。
 ③残りの時間で、各国経済の歴史・現状・課題について講義。

授業の到達目標

 ①アジア経済の現状に関するニュースに関心を持つ。
 ②アジア諸国の経済発展の歴史と現状について概略が説明できる。
 ③マクロ統計指標を読み解き、各国経済の特徴が説明できる。

成績評価の方法および基準

 ニュースに関する議論への参加(25%)、テーマに関するプレゼン(25%)、レポート(50%)。
 レポートはアジアの国1か国(自国以外)を取り上げ、経済を中心に歴史的展開、現状、特徴をまとめる。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書授業中に指示する。
参考文献

準備学修の内容

 前週に配布する統計資料を見て、その国の経済の特徴を把握したうえで授業に出席すること。

その他履修上の注意事項

 講義への積極的参加、すなわち質問・コメントを歓迎します。

授業内容

授業内容
第1回 ①後期の講義概要説明、②各国経済についての調べ方とマクロ経済統計データの読み方
第2回 韓国経済
第3回 台湾経済
第4回 中国経済
第5回 タイ経済
第6回 ベトナム経済
第7回 カンボジア経済
第8回 マレーシア経済
第9回 シンガポール経済
第10回 フィリピン経済
第11回 インドネシア経済
第12回 インド経済
第13回 ミャンマー経済
第14回 期末レポートのプレゼンテーションとディスカッション(1)
第15回 期末レポートのプレゼンテーションとディスカッション(2)、期末レポート提出期限