法律学演習Ⅳ
担当者河嶋 春菜
単位・開講先必修  2単位 [法律学科 2017年度以前]
科目ナンバリングSEM-402

授業の概要(ねらい)

本演習は、憲法に深くかかわるテーマ問題について調べ、議論をすることによっ て、憲法への理解を深めるとともに、法学学習に必要な素養を身につけることをねらいとします。アプローチの視点として、生命・健康に関する問題をとりあげたいと考えています。したがって、憲法に関心のある学生に加え、医療に関する法に関心のある学生の参加も歓迎です。ただし、学習の素材・テーマは、オリエンテーションで履修生の関心に応じて決定します。授業は、各テーマについてグループ報告と履修生全員での討論とをそれぞれ一コマずつ行います。

報告・討論のテーマの例
・自己決定権(人工妊娠中絶、安楽死など)
・思想良心の自由(思想良心の自由を理由とする治療の拒否など)
・学問の自由(医学研究の自由など)
・居住・移転の自由(感染症患者・精神障がい者の入院など)
・法令の成立(医療に関するルールの制定手続、法令の合憲性担保のしくみなど)

授業の到達目標

・法学の学習のために必要な学習方法(調べ方、報告の方法、レジュメの作り方など) を身に着けること
・課題に関する法律問題について、法学の用語を使いながら、自分の言葉で論理的に説明できるようになること
・課題について、法学の視点から考え、自分の意見をもち、法学の用語を使いながら自分の言葉で論理的に説明できるようになること

成績評価の方法および基準

授業への参加及び発言、報告の内容を評価します(100%)。時折、知識の定着を確認するために 小テストを実施し、その評価によっては成績に加点します。なお、やむを得ない事由以外による欠席を3回以上重ねた者に対しては、成績評価を行うことができません。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書適宜指示します
参考文献

準備学修の内容

報告担当班は報告の3日前までにレジュメを提出する。 報告担当班以外の者は、教科書の該当部分とレジュメを読んで、論点・疑問点を整理し ておく。

その他履修上の注意事項

本科目は継続科目です。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
第2回前期のふりかえり
第3回グループ報告
第4回全員での討論
第5回グループ報告
第6回全員での討論
第7回グループ報告
第8回全員での討論
第9回グループ報告
第10回全員での討論
第11回グループ報告
第12回全員での討論
第13回グループ報告
第14回全員での討論
第15回まとめ