担当者 | 野神 隆之 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | ECP-221 |
エネルギー経済Ⅰ及びⅡでは、エネルギー経済に関し、基礎的ではあるが本質的な事項の理解を深めるとともに、今後の世界エネルギーの市場と産業を含む情勢を展望する際の思考方法を習得することを目的としている。秋学期(エネルギー経済Ⅱ)についてはエネルギー消費の主流である石油・天然ガスの産業構造と企業戦略、地球環境問題への対応、及び再生可能エネルギーの現状、今後の展望、及び課題を中心に取り扱う予定である。なお、以下に記載した授業の計画は暫定的なものであり、今後若干の変更が加えられる可能性がある旨御了承されたい。また、本講座ではエネルギー経済の本質に触れて頂くべく、多少の専門知識を使用することを考えているが、学生でも理解が容易となるよう平易な解説を心がけるとともに、春学期(エネルギー経済Ⅰ)を受講しない学生にも理解できるような授業内容を予定しているが、エネルギー経済の包括的な理解のために、学生は秋学期(エネルギー経済Ⅱ)に加えて春学期(エネルギー経済Ⅰ)についても受講することが望ましい。
マスメディア等を通じて入ってくる、石油・天然ガス産業、地球環境問題への対応及び再生可能エネルギーを巡る状況を中心とする世界のエネルギー情勢に関する数多ある情報に関し、正しく理解し考察するとともに、将来を展望する力を身につけることを目標とする。
小テスト(複数回の実施を予定、授業内容が理解できているかどうかを確認することが目的)及び期末試験を基本とする。成績評価基準に占める割合は小テスト50%、期末試験50%程度の予定であるが、この比率は多少変動することもありうる。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 必要な文献等は適宜配布する予定である。 | ||
参考文献 |
予習:配布資料等において予定される授業内容に該当する箇所につき事前に目を通しておく。
復習:授業内容(配布資料該当箇所、ノート等)につき再確認し、理解として定着させる。
また、学生は日頃から新聞、雑誌、テレビ、及びインターネットを含むメディアなどを通じエネルギーに関する情報に触れ自分なりに考える努力をすることが望ましい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 石油・天然ガス産業の基礎①:産業構造 |
第3回 | 石油・天然ガス産業の基礎②:石油・天然ガスの探鉱 |
第4回 | 石油・天然ガス産業の基礎③:石油・天然ガスの開発 |
第5回 | 石油・天然ガス産業の基礎④:石油・天然ガスの生産 |
第6回 | 石油・天然ガス産業の基礎⑤:石油・天然ガスの輸送・精製・販売 |
第7回 | 石油・天然ガス産業の歴史①:近代石油・天然ガス産業の始まり |
第8回 | 石油・天然ガス産業の歴史②:セブンシスターズ、そしてOPECの時代 |
第9回 | 石油・天然ガス産業の歴史③:原油価格の下落と低迷、そして回復の時代 |
第10回 | 近年の石油・天然ガス会社の戦略 |
第11回 | 地球環境問題①:現状 |
第12回 | 地球環境問題②:対応策 |
第13回 | 再生可能エネルギー①:現状 |
第14回 | 再生可能エネルギー②:今後の展望と課題 |
第15回 | 総括 |