担当者 | 石毛 宏教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | MAN-326 |
経営分析IIでは、経営分析Iで学んだ経営分析の基礎的なフレームワークを踏まえ、経営管理のための財務分析、キャッシュフロー分析、セグメント情報の活用、原価計算とコスト管理、損益分岐点分析、企業価値評価などを学んでいきます。これらの応用手法の基本を学ぶことを通じて、経営分析が実際の経営活動にどのように活かされるのか、理解していきます。
企業の強み・弱み、その実力と課題を浮き彫りにし、企業の将来像を明らかにしようとする経営分析は、すべてのビジネスにとって基礎的な道具になります。
(1)企業のさまざまな経営問題に経営分析の手法を活用できる
(2)企業の将来像に過去と現状を踏まえた的確なコメントができる
授業中の小テストの合計点をもとに評価します(100%)。テストでは、授業内容をきちんと理解したか、例題や宿題を修得したか、を問います。出席率も参考にします。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業毎にレジメを配布します。また、テーマ毎の参考書は授業中に紹介します。以下は主な参考書です。 | ||
参考文献 | 『経営分析入門』(ビジネスゼミナール) | 森田 松太郎(著) | 日本経済新聞出版社 |
参考文献 | 『ビジュアル 経営分析の基本』(日経文庫) | 佐藤 裕一 (著) | 日本経済新聞出版社 |
(1)関連科目(経営、会計など)の指示された事項を復習して授業に臨むこと
(2)配布されたレジメと参考書を読み返し、該当のクラス討議、例題を修得すること
(1)簿記、会計学(財務会計)、経営学の他、管理会計やファイナンスの基礎を理解していることが望まれます。
(2)講義をよく聴くと共に、実際にケース(例題)を解いてみることが必要です。
(3)授業中のディスカッションでの積極的な参加(貢献)も期待しています。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 財務分析から経営管理へ(1)経営管理手法を学ぶ |
第2回 | 財務分析から経営管理へ(2)問題演習を主体に |
第3回 | キャッシュフロー分析とキャッシュフロー経営(1)分析の基礎を学ぶ |
第4回 | キャッシュフロー分析とキャッシュフロー経営(2)問題演習を主体に |
第5回 | 経営分析のための連結財務諸表と連結経営の理解 |
第6回 | セグメント情報と事業評価(1)情報の活用と分析手法 |
第7回 | セグメント情報と事業評価(2)問題演習を主体に |
第8回 | 原価計算からコスト管理へ(1)経営での原価計算 +小テスト(1) |
第9回 | 原価計算からコスト管理へ(2)コスト管理の実際 |
第10回 | 損益分岐点分析とその活用(1)分析手法と経営への応用 |
第11回 | 損益分岐点分析とその活用(2)問題演習を主体に |
第12回 | 企業価値の評価(1) 企業価値の理解とその推定手法 |
第13回 | 企業価値の評価(2)問題演習を主体に |
第14回 | 経営分析の諸問題(1)企業のリスクと将来性 |
第15回 | 経営分析の諸問題(2)まとめ +小テスト(2) |