担当者 | 渡邊 啓貴教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法律学科 2018年度以降] | |
科目ナンバリング | POL-103 |
ヨーロッパの国際関係史の大きな流れとそれを理解するための理論・概念について講義する。世界の国際関係の動きの基礎となる歴史を習得する。
ウェストファリア体制・西欧主権国家体制の確立からはじまるヨーロッパ国際関係の歴史の概要を理解し、今日の欧州政治を理解する基礎作りをする。今日の国際関係の前提を把握できるだけの頭づくりを行う。
定期試験(70%)・レポート(30%)などによる総合評価
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『ヨーロッパ国際関係史』 | 渡邊啓貴 | 有斐閣 |
教科書 | 『米欧同盟の協調と対立』 | 渡邊啓貴 | 有斐閣 |
参考文献 | 『国際関係史1871-1914年』 | ルネ・ジロー | 未来社 |
教科書をあらかじめ読むと同時に、非ころから授業で取り上げた文献などに目を通しておくこと
歴史は出席していないとわからなくなるので休まず出席すること
回 | 授業内容 |
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第1回 | ヨーロッパの国民国家の形成--国民概念 |
第2回 | ヨーロッパの国民国家の形成--主権概念 |
第3回 | 西欧主権国家体制の確立から絶対王制時代の戦争と勢力均衡体系① |
第4回 | 西欧主権国家体制の確立から絶対王制時代の戦争と勢力均衡体系② |
第5回 | 18世紀後半の市民革命・産業革命と近代西欧社会の発展 |
第6回 | ウィーン体制とヨーロッパの協調 |
第7回 | 19世紀ヨーロッパ資本主義の発展 |
第8回 | ビスマルク外交 |
第9回 | 帝国主義時代 |
第10回 | 第一次世界大戦への道 |
第11回 | パリ講和会議と戦後秩序 |
第12回 | 1920年代の相対的安定期 |
第13回 | 大恐慌とファシズムの台頭 |
第14回 | 人民戦線と宥和政策 |
第15回 | 第二次世界大戦の勃発 |