宿泊事業論Ⅱ
担当者金  振晩教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [経済学科]
科目ナンバリングMAN-328

授業の概要(ねらい)

 急速に変化しつつある社会の価値観を踏まえ、観光産業、とりわけホスピタリティ産業の意味や役割、産業の全貌を概観する上で、宿泊産業のなすべき役割、そしてサービスとホスピタリティの本質の理解を目指す。具体的には、日本および欧米の宿泊(ホテル)産業に関する歴史・事業発展過程の解説を通じて宿泊(ホテル)ビジネス全般にわたる基礎知識およびサービスとホスピタリティ概念の相違等宿泊(ホテル)を取り巻くホスピタリティ産業を俯瞰的に解説する。

授業の到達目標

 本講義の到達目標は下記のとおりである。
  ①宿泊産業を取り巻く環境を理解し、宿泊産業の現状を説明することができる。
  ②宿泊産業にかかわる諸理論を理解し、説明することができる。
  ③宿泊産業にかかわるステークホルダーの役割を理解することができる。

成績評価の方法および基準

 小テスト(25%)、期末テスト(50%)、平常点(15%)、授業態度(10%)。
 なお、7回以上欠席した場合は、その時点で不合格となる。妥当な理由のない2回の遅刻は欠席1回とする。
 講義に積極的に参加することを考慮し、成績に反映する。1回ほど外部講師をお招きし、講義を行うこともある。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストは指定しない。授業中に資料を配布する。
参考文献『コトラーのホスピタリティ&ツーリズム・マーケティング 第3版』フィリップコトラー・ジョンボーエン・ジェームズマーキンズ【著】、平林 祥【訳】ピアソン・エデュケーション
参考文献『ゼミナール経営学入門 第3版』伊丹 敬之・加護野 忠男 著日本経済新聞社

準備学修の内容

 前回の講義内容を復習してレポートにまとめること。

その他履修上の注意事項

 ・上記の参考図書を講読することを進める。
 ・できれば、宿泊事業論IとII、両方の履修が望ましい。
 ・講義内容を含め、欠席等の出欠については、何でも先生に相談すること。
 ・講義中には、私語・雑談は厳禁。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス・宿泊産業を取り巻く環境の変化
第2回 宿泊産業のカテゴリー別の収益構造
第3回 企画・広報部門の特性と組織運営体系
第4回 宿泊部門の特性と組織運営体系
第5回 宴会部門の特性と組織運営体系
第6回 食飲料部門の特性と組織運営体系
第7回 総支配人と人材管理①
第8回 総支配人と人材管理②
第9回 Back Officeの特性と安全管理
第10回 MICEと宿泊産業
第11回 レベニューマネジメント
第12回 ホテルアセットマネジメント①
第13回 ホテルアセットマネジメント②
第14回 宿泊産業の課題と展望
第15回 総括とテスト