担当者 | 寺川 隆一郎教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経営学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
前期の「演習Ⅰ」に引き続き、この演習では、文献や資料を読み込むことで、市場社会の矛盾について思想的に解釈する方法を学ぶ。テーマとしては、貨幣・信用を考えている。
毎回の授業では主に、参加者全員で共通の文献を読み、その内容について議論する「輪読」を行う。輪読を通じて、経済・経済学の基礎知識を確認し、レジュメの切り方、発表の仕方、討論の仕方、レポートの書き方といった学術の作法を学ぶ。また、参加者諸君ができるだけ自由に疑問を述べたり、発言したりする機会を作るために、「哲学対話」という簡単なワークショップも定期的に行う予定である。
現代の市場社会のどのような点に可能性や問題があるのか、自分なりの視点で論じられるようになる
関心を持った主題について、先行研究を踏まえ、問題を提起し、適切に論証できるようになる
平常点70%、レポート30%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『21世紀の貨幣論』 | フェリックス・マーティン(遠藤真美訳) | 東洋経済新報社 |
教科書 | 『負債論 貨幣と暴力の5000年』 | ディヴィッド・グレーバー(酒井隆史監訳) | 作品社 |
参考文献 | 『考えるとはどういうことか 0歳から100歳までの哲学入門』 | 梶谷真司 | 幻冬舎新書 |
毎回、指定された範囲を事前によく読んでくること
毎回の演習に出席し、積極的に発言すること
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 哲学対話(1) |
第3回 | レジュメの切り方の解説 |
第4回 | 輪読:市場社会論 |
第5回 | 輪読:市場社会論 |
第6回 | 輪読:市場社会論 |
第7回 | 哲学対話(2) |
第8回 | 輪読:貨幣論 |
第9回 | 輪読:貨幣論 |
第10回 | 輪読:貨幣論 |
第11回 | 哲学対話(3) |
第12回 | 輪読:信用と信頼 |
第13回 | 輪読:信用と信頼 |
第14回 | 輪読:信用と信頼 |
第15回 | まとめ |