担当者 | 町支 大祐教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 こども教育コース] | |
科目ナンバリング | EDU-215 |
この授業では、アクティブラーニング特論Ⅰ(春期)・Ⅱ(秋期)を通じて、アクティブラーニングを重視した授業が実践できるようになることをねらいとします。
アクティブラーニング特論Ⅰ(春期)では、最初に、アクティブラーニングが重視されるようになった社会的背景や、学習に関する理論の学習から始める。次に、様々な手法やツール(ICT含む)を用いた実践を体験し、最終的には受講者らがそれらを用いた授業実践(模擬授業)を試みるところまで行う予定です。
アクティブラーニング特論Ⅱ(秋期)にも、同様にアクティブラーニングを重視した授業実践を課しますが、同時に、教員のアクティブな学びについても学習します。具体的に言うと、協働的な授業づくりや、その実践の振り返りと評価、それらをいかした授業改善などについても行う予定です。
授業実践以外でも、積極的に対話やグループワーク、プレゼンテーションなどを取り入れて進めていく予定です。
・アクティブラーニングに関する手法とツールについて理解し、説明することができます。
・上記の手法やツールを活用しながら、適切に授業を設計し、効果的な授業を実践することができます。
・アクティブラーニングを重視した授業のリフレクションと評価を実践することができます。
・各回におけるリアクションペーパー等の提出課題(40%)
・模擬授業の成果に対する評価、授業づくりに関する貢献度の評価(30%)
・最終レポート課題(30%)
一部にピア評価(学生間の評価)も取り入れます
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特定の教科書は用いない。必要な文章等は適宜配布する。 | ||
参考文献 | 『人はもともとアクティブラーナー』 | 山辺恵理子ら | 北大路出版 |
参考文献 | 『「学びの責任」は誰にあるのか 責任の以降モデルで授業が変わる』 | ダグラス・フィッシャーら | 新評論 |
参考文献 | 『Round Study 教師の学びをアクティブにする授業研究』 | 石井英真ら | 東洋館出版社 |
授業時間外にも、次回への準備作業などが発生します。特に、授業づくりに関してはそういった時間が多めに発生します。
本授業を受講する場合は、できればアクティブラーニング特論Ⅰ(春期)も受講してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | (予定は、人数等によって変動します) オリエンテーション 自己紹介および、授業の概要・進め方、評価方法等について確認します |
第2回 | アクティブラーニング特論Ⅰの振り返り アクティブラーニングに関する手法とツールの体験(1) |
第3回 | アクティブラーニングに関する手法とツールの体験(1) アクティブラーニングを重視した授業づくり(1) |
第4回 | アクティブラーニングに関する手法とツールの体験(2) アクティブラーニングを重視した授業づくり(2) |
第5回 | 日本の授業研究(1) アクティブラーニングを重視した授業づくり(3) |
第6回 | 日本の授業研究(2) アクティブラーニングを重視した授業づくり(4) |
第7回 | 模擬授業(1) |
第8回 | 模擬授業(2) |
第9回 | 授業の協働的な振り返り |
第10回 | アクティブラーニング の評価(1) 授業の再考(1) |
第11回 | アクティブラーニング の評価(2) 授業の再考(2) |
第12回 | 2度目の模擬授業(1) |
第13回 | 2度目の模擬授業(2) |
第14回 | 模擬授業の評価と振り返り |
第15回 | 本授業のまとめ |