担当者 | 野口 剛教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
この授業は、4年次における卒業研究を行うための前提となるものです。各自がそれぞれの問題関心に沿って、関連する研究を調べ、最も面白いと思った論文を紹介していきます。それによって、それぞれの問題意識の深化を図るとともに、議論の仕方や論文を書いていく際の技法を学んでいきます。
①みずからが最も興味を持つテーマを見つけること。
②データを収集する方法を身につけること。
③みずからの考えを学術論文の作法に沿って表現することを習得すること。
授業に3分の2以上出席することが大前提です。その上で、おおよそ各自の発表状況10%、議論への積極的な参加10%、レポート80%の割合で総合的に評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | テキストは特に設定しません。毎回、紹介される論文がテキストとなります。 | ||
参考文献 |
毎回、指定された論文について予習を行ないます。予習の際の疑問点を書き出して、それをもとに授業時に議論を行ないます。また、発表の担当になっている者は論文を解説するためのレジュメを作成して配布します。そうした作業をとおして、自らの問題意識にもとづき、卒業研究のための準備を行なっていきます。
この授業を契機としてなるべく多くの書籍や資料を読むことが要求されます。そして、そこで得られた知見をもとにして、自分の考えをまとめる能力をつけていきます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 教育学演習の方針、発表する当番と範囲の決定 |
第2回 | 社会科・地理歴史科という教科の構造 |
第3回 | 社会科・地理歴史科のテーマの見つけ方 |
第4回 | 4年生AとBによる発表とその検討 |
第5回 | 4年生CとDによる発表とその検討 |
第6回 | 3年生AとBによる発表とその検討 |
第7回 | 3年生CとDによる発表とその検討 |
第8回 | 3年生EとFによる発表とその検討 |
第9回 | 3年生GとHによる発表とその検討 |
第10回 | 3年生IとJによる発表とその検討 |
第11回 | 3年生KとLによる発表とその検討 |
第12回 | 3年生MとNによる発表とその検討 |
第13回 | 絵画を使った社会科・地理歴史科の授業 |
第14回 | 史料を使った社会科・地理歴史科の授業 |
第15回 | まとめと振り返り |