担当者 | 利根川 彰博 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [初等教育学科 初等教育コース] | |
科目ナンバリング | ESS-114 |
人は生活の中での人とのかかわり合いを通して人格を形成し、また様々な能力や技術を獲得していく。乳幼児期とは、身近な人たちとの相互作用により、人間としての基礎をつくる重要な時期である。
本科目では、時代と共に変化する生活や人とのかかわり合いの様相を考えることから考察していく。
そして、乳幼児期からの「人とのかかわり合う力」の発達を理解すると共に、それがその後に続く一人一人の人生を支える力となることと結びつくようにする。グループでのディスカッション、ロールプレイなども行っていく。
・乳幼児を取り巻く人間関係の現代的課題を理解している。
・「人とかかわり合う力」を軸に、幼児期とその後の人生を連続的に理解している。
・乳幼児期の「人とかかわり合う力」の発達について説明できる。
・幼児にとって、道徳性や規範意識とはどのようなものなのか説明できる。
・幼児期の協同性について説明できる。
授業の取り組みの様子(25%)、提出物(25%)、まとめの課題(50%)、を総合して評価する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 幼稚園教育要領 | 文部科学省 | 解説 フレーベル館 |
教科書 | 保育所保育指針 | 厚生労働省 | フレーベル館 |
教科書 | 幼保連携型 認定こども園教育・保育要領 | 内閣府 | フレーベル館 |
参考文献 |
毎回の授業での学びをポートフォリオとしてまとめること。
自らも授業をつくる一員であると自覚して臨んでほしい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:「人とかかわり合う力」とは、どんなものだろう |
第2回 | 現代社会と幼児の「人とのかかわり」 |
第3回 | 家庭生活とはじめての集団生活 |
第4回 | 身近な大人との信頼関係 |
第5回 | 自立心の育ちと人間関係 |
第6回 | クラス集団と人間関係 |
第7回 | 自己調整能力の育ちと仲間関係 |
第8回 | 仲間関係の育ちと3つの発達ライン |
第9回 | 道徳性・規範意識の芽生え |
第10回 | 協同性の育ち-目標の共有と見通し |
第11回 | 幼児期の終わりまでに育ってほしい姿と幼小接続 |
第12回 | 多様な子どもと共に生活する |
第13回 | 家族とのかかわり |
第14回 | 地域とのかかわり |
第15回 | 振り返り・まとめ 現代的課題と領域「人間関係」 |