授業の概要（ねらい）

　前期に引き続き、リスニング能力のステップアップするための訓練を中心とした授業を行います。常用語彙や簡単なフレーズを耳に自然に馴れさせることを目的に繰り返し訓練します。教材内容に沿いながら、HSK漢語レベル試験2級と中国語検定試験4級レベルの単語とフレーズを聴き取れ、書き取れる聴力と多くの語彙を身に付けることを重点に授業を行います。中国語会話Ⅱの授業内容と連動させ、リスリングと会話のバランスを取りながら「聴く」「話す」「読む」「書く」について反復訓練を行う授業です。対面授業の際は、関連DVD映像やCD内容を通して、日常の会話表現などを多様に身に付ける方法も行います。

授業の到達目標

　後期では中国語会話Ⅳ（リスニング中心）と中国語会話Ⅱ（会話中心）の全30回の授業を通して、中国語の発音（ピンイン）の読み書きを完璧に身に付け、簡単なことを中国語で相手に伝え、簡単な会話のやり取りを聞き取れることが出来るようになることを目指します。学んだ語彙と会話文の基本を咀嚼した上で、「話せる」「読める」「聞き取れる」「書ける」ようになることを目指します。HSK漢語レベル試験２～3級と中国語検定試験4級レベルの語彙やフレーズを聴き取れること、書けることが身に付くことを目指します。。

成績評価の方法および基準

　①積極的な授業への取り込み及び参加態度（10％）
　②課題提出（20％）
　③中間試験と期末試験（30％＋40％）

教科書・参考文献

準備学修の内容

　授業を受ける前に必ず予習・復習して下さい。語学習得は練習を繰り返し行うことが肝心で、単語やフレーズは声に出して練習してきて下さい。また、テキストに備えられたCDを繰り返し聴くように心掛けましょう。一課を終えた後、復習と宿題を必ずやるようにして下さい。単語やフレーズ及び短文を丸暗記するだけではなく、頭の中で語順を考えながら、基礎文法を理解した上で覚えることが効果的な学習法です。

その他履修上の注意事項

　語学学習は自分が興味を持ち、楽しみながら勉強する姿勢が大切でそれが上達への早道です。音声テープを繰り返し聴くことにより、勉強効果は倍増します。各課のよく使われる重要表現やフレーズ、テキスト内容をノートに一回写すことで記憶に残ります。積極的に授業に取り組む姿勢も大切です。
　※辞書をよく使うことに心掛けましょう。

授業内容