担当者 | 鈴木 拓教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | SEM-302 |
本演習は春期と同様、今後の就職活動や社会人、特に企業人としてのキャリアを積んでゆく中で求められる様々な能力・技法を培うことを目的とし、テキストの輪読等を通した訓練を行います。具体的には、専門書を読んで内容をまとめ、それを発表することで、情報の収集や読み解き方・考え方、分かりやすい報告(書)のまとめ方や発表の仕方等を、実体験の中で習得することになります。また、輪読の合間には小論文対策や業界研究など、直接的な就職活動対策も行う予定です。
本講座では以下の2点を到達目標と致します。
1.情報の収集・分析・伝達能力や一般常識などの習得。具体的には、文献を読む中での論点の洗い出しや疑問点の整理、そして調査・学習やその結果のレジュメへのまとめ方、報告の要領などを実践と試行錯誤の中で身につけること。
2.日本経済について、「経済学士」の称号に見合う最低限度の理解を深め,経済現象の背景を説明できるようにすること。
グループ単位のゼミ報告(40%)、期末の最終課題(30%)、授業中の態度(30%)を基に総合的に判断します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 最新 日本経済入門[第5版](2016年) | 小峰隆夫・村田啓子 | 日本評論社 |
参考文献 |
報告担当者以外の人も毎回必ず本の内容に目を通し、疑問点や自分の考えを予め整理しておいて下さい。
論理的な思考法やプレゼンテーションの能力は今後の人生の中でいつか必ず求められるもので、尚且つ一度身につけてしまえばそう簡単に忘れるものではありません。大学で学んだ専門知識は10年もたてば陳腐化してしまいますがこのゼミで目標とする能力は生涯の宝となります。ですから学生の皆さんには、失敗しても恥にならない今のうちにゼミで練習しておくことを強くお勧め致します。慣れないうちは厳しく感じられると思いますが、真面目に取り組んでいれば意外に早く要領がわかってくるものです。要は慣れですので、しっかりと勉強して下さい。単に本の内容を追うだけでなく、他人に理解してもらえるための工夫を心がけることが、実力養成のカギとなるでしょう。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション 夏休みの課題発表 |
第2回 | 夏休みの課題発表 報告分担決定 |
第3回 | 報告準備 |
第4回 | 財政をめぐる諸問題 |
第5回 | 経済の鍵を握る金融 |
第6回 | 格差問題を考える |
第7回 | 少子高齢化と社会保障 |
第8回 | 人口構造の変化と日本経済 |
第9回 | 日本経済と地域の振興 |
第10回 | キャリアガイダンス(前後にずれる可能性あり) |
第11回 | 小論文の書き方①解説・実践 |
第12回 | 小論文の書き方②実践 |
第13回 | 業界研究①要領説明・役割分担 |
第14回 | 業界研究②調査準備 |
第15回 | 業界研究③報告会 |