担当者 | 野澤 丈二教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [国際経済学科] | |
科目ナンバリング | ECH-202 |
この授業では、主に18世紀から20世紀までを対象として、グローバルな経済システムの歴史について学びます。現代にいたる社会生活の変化を経済的な側面から検討するだけではなく、そのほかのさまざまな要因(政治、文化、科学技術、環境、思想など)も考慮に入れながら、今日のグローバルな世界の成り立ちについて学びます。
① 経済史とはなにかを説明できる。
② 経済的に不均衡な世界の成り立ちを、その歴史的背景から説明できる。
③ 過去や歴史を知ることで、現在生きている状況を相対化し、複眼的な思考を養う。
平常点:出席、授業への積極的な参加、授業内課題(30%)、期末試験(70%)
課題や試験の内容については、授業の様子を見たうえで判断します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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参考文献 | 『新版 グローバリゼーション』 | ・マンフレッド・B・スティーガー | (岩波書店、2010年) |
参考文献 | ※ より詳しい参考文献(専門書)については、各回の授業内で指示します。 |
授業で指定する予習箇所に必ず目を通すこと。
現在、「グローバル」な視点から書かれた歴史書が、一般向けにも多く刊行されています。書店に立ち寄る機会があれば、ぜひ関連書棚を眺めてみてください。もちろんネット上で閲覧できる書評なども活用してください。
また、普段から、自分を取り囲む生活環境に目を向けて、その歴史的な背景について少しだけ考えてみてください。
この授業での内容を補完する意味でも、また国際経済史をより深く理解するためにも、「アジア経済史」「西洋経済史」「国際経済論」などを併せて履修することが望ましい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 歴史学とはなにか、経済史とはなにか? |
第3回 | 授業内課題① |
第4回 | グローバリゼーションという概念 |
第5回 | グローバリゼーションの時代区分 |
第6回 | グローバルな経済秩序の形成 |
第7回 | 授業内課題② |
第8回 | 国民国家の役割とグローバル・ガヴァナンス |
第9回 | グローバル経済の文化的次元 |
第10回 | 環境の悪化とグローバル経済 |
第11回 | 授業内課題③ |
第12回 | 3つのグローバリズム |
第13回 | グローバルな経済の未来 |
第14回 | ドキュメンタリーの鑑賞 |
第15回 | まとめと試験 |