担当者 | 野本 敬教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | HSG-102 |
こんにち世界の中においてアジア地域はいっそう存在感と重要性を増しただけでなく、日本との関係もより密なものとなっています。この授業では中国を中心とした東アジア地域の近代以降、主に19世紀以降現代に至るまでの歴史について学びます。多様なアジア地域の歴史・文化に対する理解を深め、歴史的背景をふまえた世界認識と未来への視点を養うことを目標とします。
現代のアジア諸地域の概況や現状など基礎知識を身につけ、簡潔に説明できることをめざします。
現在の情勢にどのような歴史的経緯があるか、また「近代化」による変化について、簡潔に説明できることをめざします。
さらには現代アジアの政治・社会・国際関係を構造的にとらえなおす視点を獲得することを目指します。
期末レポート(50%)及び平常点(50%)より評価します。
平常点はLMSの資料や解説の確認状況及び課題の履行状況などから判断します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 特定の教科書は使用しません。講義は資料を配付しますが、授業理解の補助として中国史の概説書を準備することを推奨します。詳細についてはその他の参考文献含め授業内で紹介していきます。 |
講義は基本的な事実関係を確認している前提で行い、枠組みや流れ、因果関係などの概念的説明が多くなります。基本的事項は概説書の該当箇所を事前に読んで予習しておいてください(30分~1時間程度)。授業後は解説した内容と概説書の該当箇所の記載を再度確認したうえでまとめ、紹介された参考文献に目を通すなどによりさらに理解を深めるなど、授業時間外で学習を進めることは必須です。授業の進行と並行してLMSを利用したクイズを設定し成績評価に加えますので、復習にも一定の時間が必要になります(1時間前後)。
具体的な方法については授業初回に指示します。
この講義は資料配付を中心とした遠隔授業により行います。
授業時間外に参考文献に目を通すなど、自発的な学習が必須です。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:現代アジアと日本のかかわり |
第2回 | 伝統中国の世界観との比較 |
第3回 | 「中国」の創出 |
第4回 | 「王朝」から「国家」へ |
第5回 | 公定ナショナリズムのはじまり |
第6回 | 中華民国の成立 |
第7回 | 国民革命と総力戦①日中戦争 |
第8回 | 国民革命と総力戦②統一とナショナリズム |
第9回 | 東西冷戦と社会主義の時代①国共内戦と国際関係 |
第10回 | 東西冷戦と社会主義の時代②文化大革命 |
第11回 | 「改革開放」以降のすがた |
第12回 | 現代中国の論理①政治・歴史的背景 |
第13回 | 現代中国の論理②社会・思想的背景 |
第14回 | 現代的「伝統」の復興 |
第15回 | 総まとめ(予定) |