担当者 | 野本 敬教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [現代ビジネス学科] | |
科目ナンバリング | SEM-203 |
この授業では、人間・社会における諸問題を自身の視点で見出し、それに対する本質的理解を成果論文により表現することを目的とします。その過程で正確な文章表現に必要な漢字や語彙・表現についても強化します。今学期においては、適切な調査方法を会得し、先行研究の収集・整理と正確な理解を得ることを主として実践します。
「学術論文」を実際に読みながら成果論文に求められる水準や要件を理解する。自身の関心に基づいた仮テーマを立て、文献を中心として関連する先行研究を捜索・整理し、研究動向をレポートとして、また成果論文構想をレジュメとしてまとめる。
定期試験は実施せず、成績評価は毎回の小テストや授業の積極的参加などの平常点及び随時出される小課題を50%、学期を通じて完成させる大課題を50%として達成度から評価します。詳細については初回授業時に説明します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 | 特定のテキストは指定しませんが、「レポート/論文の書き方」についての本が必須になりますので授業開始後早急に準備してください。その他の参考文献は随時紹介していきます。 |
1年次同様、漢字や語彙の自主学習を続けてください。成果は随時チェックし平常点に加えます。
資料調査・収集整理・先行研究の把握をはじめ成果論文の作成に必要な諸準備および実際の執筆作業は、各自授業時間外に進めることになります。その上で授業内の課題を順次遂行していってください。
今年度の授業は、各自で一つのテーマを掘り下げるトレーニングを行うところに主眼があります。各回授業はあくまでその方法の紹介にすぎません。実際に取り組むのは授業外の時間であり、自発的に取り組むことなしに達成はありえません。随時課される課題に取り組むとともに、適切な「考え方」の作法を身につけるよう留意ください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション:授業概要・評価方法の説明 |
第2回 | 「論文」とは何か |
第3回 | 「論文」はどう読むものか |
第4回 | 「調査」の方法①:調べるとは何をすることか |
第5回 | 「調査」の方法②:根拠を確認するということ |
第6回 | 資料調査①仮テーマとその掘り下げ |
第7回 | 資料調査②テーマの掘り下げと関連文献 |
第8回 | 文章理解の基礎:要旨のまとめ方 |
第9回 | 書式設定実習 |
第10回 | 先行研究調査:文献一覧と検討課題の整理 |
第11回 | アウトラインの検討① |
第12回 | アウトラインの検討② |
第13回 | レジュメ作成① |
第14回 | レジュメ作成② |
第15回 | 「巨人の肩の上に立つ」ことについて(予定) (但し受講生の理解度などにより進度・内容は適宜変更することがある) |