担当者 | 野口 剛教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [資格科目] | |
科目ナンバリング | ESS-304 |
この授業は、4年次の教育実習における中学校社会科および高等学校地理歴史科の授業の準備作業となるものです。社会科・地理歴史科の授業がどういった条件の下で成り立っているのかを理解して、授業の指導方法などについて考えていくものです。本来であれば順番に模擬授業を行うのですが、今期はオンライン授業となりますので各自で50分の模擬授業の練習を行う必要があります。特に日本史Bの近代以降にの部分を対象として、それをどう扱うかを考えていきます。
①高校学習指導要領において日本史Bの近代以降の部分がどのような構成になっているかを把握すること。
②地理歴史科の授業をつくる際の基本的な考え方と基礎となる知識を身につけること。
授業の出席は期限内に課題を提出したことをもって出席の証拠とします。そして、その3分の2以上の出席が成績評価を受けるための最低条件となります。成績評価は毎回出題される課題の出来栄えが全体の約90%、最終レポートが全体の約10%という割合で算出されます。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『中学校学習指導要領解説 社会編』 | 文部科学省 | 日本文教出版 |
教科書 | 『高等学校学習指導要領解説 地理歴史編』 | 文部科学省 | 教育出版 |
教科書 | 新課程対応 『詳説日本史B』 | 山川出版社 | |
参考文献 | ex. 新詳日本史(浜島書店) ex. 図説日本史(東京書籍) |
毎回、事前に日本史Bの教科書の該当する部分をすべて読み、授業に備えて下さい。そして、その範囲で抱いた疑問点についてまとめておいて下さい。
いつも自分が教育実習の教壇に立っているという気持ちで授業を受けて下さい。また、課題の提出期間が決められているので、なるべく水曜日の3時限に授業を受けて下さい。なお、「授業の計画」については、実際の状況に応じて、多少変わる可能性もあることを理解しておいて下さい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 授業への心構え、今後の授業の必要事項などについて解説します。 |
第2回 | 明治維新とは授業でどう扱うべきなのかについて考えます。 |
第3回 | 幕末の政治史を授業でどうやって扱ったらよいのかを考えます。 |
第4回 | 廃藩置県をはじめとする明治新政府の政策を授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第5回 | 明治政府の外交政策を授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第6回 | 立憲国家をめぐる問題を授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第7回 | 明治期の戦争について授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第8回 | 植民地について授業でどう扱えばよいかを考えます。 |
第9回 | 産業革命期について授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第10回 | 第一次世界大戦と戦後世界について授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第11回 | 経済の混乱と再建について授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第12回 | アジアでの戦争について授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第13回 | 第二次世界大戦について授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第14回 | 占領期について授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |
第15回 | 主権回復以後の歴史について授業でどう扱ったらよいかを考えます。 |