担当者 | 木谷 厳教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [教育文化学科] | |
科目ナンバリング | ENL-302 |
大学入学までに学んできた英文法を基礎から確認し、その知識を応用的に深めながら、将来中学校あるいは高等学校の英語教員として指導をおこなうために必要な英語力を身につける。
授業では、はじめにその週ごとのテーマとなる文法事項について説明し、英語圏で日常的に使用されているフレーズやセンテンスを用いた実践的な演習問題を解き、その解説をおこなう。また、同じテーマでの会話練習も取り入れる予定である。実践的な英語力を高め、それを維持するために、学期末テストだけではなく授業で学んだことの確認テストも毎回実施する。
・様々なジャンルや話題の英語を読んで、目的に応じて情報や考えなどを理解することができる。
・様々な話題について、目的や場面、状況等に応じて英語で書くことができる。
・複数の領域を統合した言語活動を遂行するための文法的な基礎を身につける。
・英語教育の文法指導だけではなく「国際語としての英語」という文化的側面も意識する。
課題を含む授業への積極的な参加、取り組み(40%)、最終筆記試験(60%)。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 教科書は用いず、教員が資料を準備する。 | ||
教科書 | |||
参考文献 | 『ハートで感じる英文法 決定版』 | 大西泰斗、ポール・マクベイ | NHK出版 |
参考文献 | 『表現のための実践ロイヤル英文法』 | 綿貫陽、マーク・ピーターセン | 旺文社 |
参考文献 | 『即戦力がつく英文法』 | 日向清人 | DHC出版 |
参考文献 | 『大学で教える英文法』 | 畠山 雄二(編) | くろしお出版 |
参考文献 | 『マーフィーのケンブリッジ英文法(中級編)』 | Raymond Murphy | Cambridge UP |
参考文献 | _Practical English Usage_ (4th ed) | Michael Swan | Oxford UP |
授業の内容をより深く理解するために、毎回理解確認の小テストをおこなう。そのため、予習、復習といった反復的な自習をおこなうこと。
・授業で学んだ英文法を英文読解に応用することで、理解・知識が深まるので、この授業と同時に「英語圏の文学 II」を受講することが望ましい。
・英文法の段階的な学びのために、「現代英語概説I」および「現代英語概説 II」よりも先に本授業を受講すること。
・教職を希望していない学生も受講可能。ただし、授業の内容を理解するためには相応の英語力および努力が要求される。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 冠詞――イメージで覚える |
第3回 | 前置詞――イメージで覚える |
第4回 | 比較級、最上級を用いたさまざまな表現(原級をもちいた比較も含む) |
第5回 | 受動態――中動態も意識して(自動詞と他動詞の確認も含む) |
第6回 | "Let It Go" と "Never Let Me Go"――再帰動詞、使役動詞(使い分けも含む)、知覚動詞をつかった常用英語表現 |
第7回 | 関係詞(1)関係代名詞の制限/限定用法、非制限/継続用法 |
第8回 | 関係詞(2)関係副詞、複合関係代名詞、複合関係副詞 |
第9回 | 関係詞(3)擬似関係代名詞 |
第10回 | 等位接続詞と従位接続詞――単文、重文、複文への意識 |
第11回 | さまざまな従属(従位)接続詞(1)――文構造の理解に不可欠な接続詞の "that" とそれを用いた構文例 |
第12回 | さまざまな従属(従位)接続詞(2)――分詞構文とのつながり |
第13回 | 分詞構文と独立分詞構文――会話でも使用される例文をもとに |
第14回 | さまざまな仮定法――中・上級英語コミュニケーションの要(かなめ) |
第15回 | 全体のまとめ、筆記試験 ※状況に応じて順番や内容が変わる可能性もある。 |