心理学特殊実験演習Ⅱ
担当者堀田 結孝教員紹介
単位・開講先必修  2単位 [心理学科 2017年度以前]
科目ナンバリングSEM-302

授業の概要(ねらい)

心理学研究演習Ⅰに引き続き,人の向社会性(他者を思いやる傾向)や文化進化を支える支える心理・行動傾向(模倣などの社会的学習)をテーマとした研究に取り組む。実験や調査など実証的な手法を通して研究を行う。

授業の到達目標

・研究計画,実験や調査によるデータ収集,データ解析,論文形式での結果報告の一連の過程を体験し,心理学研究の流れを理解することができる。
・研究のデザイン,データ解析,科学論文の執筆など,卒業研究ないしは心理学研究演習Ⅲ・Ⅳにおいて必要なスキルを身につけることができる。

成績評価の方法および基準

演習で行った研究を最終的に論文形式のレポートにまとめる。そのレポートの内容から,成績を評価する。それに加え,ゼミにおける文献の発表,研究への貢献,議論への参加などを評価の基準とする。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献文化がヒトを進化させた―人類の反映と文化-遺伝子革命ジョセフ・ヘンリック 今西康子訳白楊社
参考文献社会のなかの共存(岩波講座 コミュニケーションの認知科学第4巻)安西祐一郎ら(編集)岩波書店

準備学修の内容

特に事前に必要な知識や技能はないが,他の履修生との協調性や新規の事に臆せず真摯に取り組む態度を求める。

その他履修上の注意事項

研究の進行によっては,時間割上の授業時間以外にも活動することがある。

授業内容

授業内容
第1回心理学研究演習Ⅰのおさらい
第2回研究の準備
第3回研究の準備
第4回研究の実施
第5回研究の実施
第6回研究の実施
第7回研究の実施
第8回データ解析
第9回データ解析
第10回データ解析
第11回レポートの書き方
第12回レポートの書き方
第13回レポートの書き方
第14回レポートの中間報告
第15回まとめ,レポートの提出