日本文化演習(古典文学)Ⅰ
担当者馬場 小百合教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [日本文化学科]
科目ナンバリングJLT-311

授業の概要(ねらい)

『万葉集』の歌について、毎回担当者がレジュメを作成し、口頭発表する演習の授業です。発表内容については全員で討議します。
前期は巻8・10の春・夏の雑歌と相聞を扱います。言葉を丁寧に読み解き、歌に表された季節感や情愛の表現について理解を深めていきます。
古典文学を研究する上での基本的な辞書・注釈書、参考文献について学び、自ら新たな問題を立てて調査し、結果を論理的に報告する力を身につけます。

授業の到達目標

古典文学を学ぶ上での基本的な辞書や注釈書、参考文献について理解し、利用することができる。
問題意識をもってテキストに向かい、問いを解決するための適切な調査ができる。
調査を過不足無くレジュメにまとめ、わかりやすく口頭発表ができる。
批判的に質疑応答ができる。

成績評価の方法および基準

演習発表内容(35%)と最終レポート(35%)、授業への参加態度(30%)で評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書テキストはプリントを用意し、参考文献は授業時に紹介します。
参考文献

準備学修の内容

自分が担当の箇所について十分に用意してレジュメを作ってくることはもちろんですが、自分の担当箇所ではない部分についても毎回必ず予習が必要です。
次回取り扱う歌について、指定した注釈書・辞書類を使って問題点をまとめてくることを求めます。

その他履修上の注意事項

第1~3回のガイダンスには必ず参加すること。

授業内容

授業内容
第1回 ガイダンス1:『万葉集』についての基礎知識
第2回 ガイダンス2:古典文学を調べるための基礎知識
第3回 ガイダンス3:教員による模擬発表
第4回 学生による発表・討議(1)
第5回 学生による発表・討議(2)
第6回 学生による発表・討議(3)
第7回 学生による発表・討議(4)
第8回 学生による発表・討議(5)
第9回 学生による発表・討議(6)
第10回 学生による発表・討議(7)
第11回 学生による発表・討議(8)
第12回 学生による発表・討議(9)
第13回 学生による発表・討議(10)
第14回 学生による発表・討議(11)
第15回 学生による発表・討議(12)、まとめ