担当者 | 藤木 貴史教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [法学研究科 法律学専攻] | |
科目ナンバリング |
私たちの社会では、多くの人が雇用されて労働し、賃金を得ることで生活しています。しかし、労働者は使用者よりも力が弱いため、適切な法規制がなされないと、さまざまな困難に直面することになります。労働法は、こうした困難を防ぎ、人間が人間らしく生きられようにさまざまな規制を行う法分野です。
労働法研究Iでは、労働法の基礎的知識を確認したうえで、昨今の働き方改革関連法などを題材に、労働立法政策を輪読形式で学びます。日本の労働社会に現在生じている現象に対し、労働法の観点からその問題点を的確に把握することを目指します。(輪読の進度は、学生の理解度に応じて前後することがあります)
①労働法を取り巻く現象について、問題点を把握する。
②労働法の仕組みを踏まえ、労働問題に対する解決の指針を示すことができる。
輪読への参加内容から総合的に判断します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『ドキュメント 「働き方改革」』 | 澤路毅彦ほか | 旬報社(2019年) |
参考文献 |
講義前に、輪読個所を十分に読み込むとともに、担当箇所の報告準備を行う必要があります。報告レジュメ作成に際しては、MELIC等において判例・学説等を丁寧に調べることが求められます。
【授業に臨む姿勢】
①食事は禁止します。(飲み物を飲むのは構いません)。
②休まないで出席することが前提となります。
③大学院の授業ですので、自学自習と積極的な授業参加が求められます。
【関連科目】
労働法の基礎的知識ほか、憲法、民法、行政法、刑法、民事訴訟法等の知識があることが望ましい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 〈イントロダクション〉授業説明/前提知識の補充と確認/報告担当者決定 |
第2回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」プロローグ・第1章(~44頁まで) |
第3回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」第1章(44~65頁まで) |
第4回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」第2章 |
第5回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」第3章(92~120頁まで) |
第6回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」第3章(120~149頁まで) |
第7回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」第4章(150~170頁まで) |
第8回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」第4章(170~191頁まで) |
第9回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」第5章(194~212頁まで) |
第10回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」第5章(213~245頁まで) |
第11回 | 〈輪読〉ドキュメント「働き方改革」第5章(245~269頁まで) |
第12回 | 〈輪読〉法学セミナー762号「アベノミクス雇用改革の光と陰」和田・浜村論文 |
第13回 | 〈輪読〉法学セミナー762号「アベノミクス雇用改革の光と陰」森岡・緒方論文 |
第14回 | 〈輪読〉法学セミナー762号「アベノミクス雇用改革の光と陰」矢野・塩見論文 |
第15回 | 〈まとめ〉内容整理 |