外書講読Ⅳ
担当者藤本 啓助教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [史学科]
科目ナンバリングENG-302

授業の概要(ねらい)

 歴史に関連するさまざまな英文を講読します。1~2年次の必修英語を終えて、なお英語の学習に意欲があり、英文の読書量をさらに増やしたい学生、卒論で英文資料を扱う予定の学生、大学院進学や公務員試験受験を考えている学生の受講を歓迎します。扱う教材は、古代の歴史、神話・宗教、精神世界、日本文化に関するもので、学生の顔ぶれやレベルを見ながら、適宜変えていきます。教科書は使用せず、教材プリントを配布します。なお、毎回授業の初めに、単語テストを行います。独学での語彙力アップには限界がありますので、積極的な参加を希望します。

授業の到達目標

 英文読解力、語彙力の向上。特に、卒論その他で洋書に取り組む必要が出た時、ひるまずに自力で取り組めるだけの読解力を身につけることを目指します。

成績評価の方法および基準

 平常点(2/3以上の出席)と、テスト2回分の成績を総合して評価します。出席回数は特に点数化せず、足切りとして用います。基本的に訳読の当番の回数と2回のテスト(期末テストの点数にやや重きを置く)の合計点が評価対象で、単語テストの合計点をプラス点とします。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書速読速聴・英単語 Core 1900 ver.5』を使用します。(単語テスト用教材です。購入を推奨します。)松本茂 Z会
参考文献

準備学修の内容

 事前に予習してくることが受講の必須条件です。受講者数にもよりますが、訳の当番はかなり頻繁に回ってきます。予習してこない人は退室してもらいます。

その他履修上の注意事項

 1~2年次の必修英語クラスがA~Bレベルの学生を想定して授業を行います。難解な箇所は丁寧に説明しますが、それ以外では構文の細かい解説はしませんので、中学レベルの文法が理解できずに苦労している人には受講をすすめません。また、熱意はあっても予習を負担に感じるようでは長続きしません。他の受講科目数と、自身の予習能力をよく考えた上で受講して下さい。なお、この授業は、外書講読ⅠまたはⅡを未履修の学生でも履修することができます。

授業内容

授業内容
第1回 詳細(単語の試験範囲等)は、第1回目のガイダンスで説明します。
 ガイダンス
第2回 単語テスト(1)、及びテキストの講読。
第3回 単語テスト(2)、及びテキストの講読(第2回の続きから)。
第4回 単語テスト(3)、及びテキストの講読(第3回の続きから)。
第5回 単語テスト(4)、及びテキストの講読(第4回の続きから)。
第6回 単語テスト(5)、及びテキストの講読(第5回の続きから)。
第7回 単語テスト(6)、及びテキストの講読(第6回の続きから)。
第8回 前半の授業に関する質疑応答、中間テスト。
第9回 単語テスト(7)、中間テスト返却と解説、及びテキストの講読(第7回の続きから)。
第10回 単語テスト(8)、及びテキストの講読(第9回の続きから)。
第11回 単語テスト(9)、及びテキストの講読(第10回の続きから)。
第12回 単語テスト(10)、及びテキストの講読(第11回の続きから)。
第13回 単語テスト(11)、及びテキストの講読(第12回の続きから)。
第14回 単語テスト(12)、及びテキストの講読(第13回の続きから)。
第15回 後半の授業に関する質疑応答、テスト。