IT・ユビキタス社会論
担当者藤田 昌克教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングPOI-201

授業の概要(ねらい)

 「いつでもどこでも」、「何でも誰でも」がネットに繋がるユビキタス社会を迎えています。そのインフラを支えるIT技術やサービスにはどのようなものがあり、ユビキタス社会によって、何が変わり、何ができるようになるのか?本授業では、実例を交えながらITユビキタス社会を概観します。

授業の到達目標

(1)IT・ユビキタス社会を支える基本技術/様々な用語を理解し、説明できる
(2)IT・ユビキタス社会に関連するB2B事業を展開する企業についての情報を自分で調べ分析できる
(3)IT・ユビキタス社会に起こるさまざまな課題を分析し、IT技術を応用した解決策を案出できる

成績評価の方法および基準

 毎回の課題(30%)、学期末プレゼン(30%)、学期末テスト(40%)を総合して評価します。(ただし学期末テストを受けるには、授業への必要回数以上の出席が必須です。詳細は開講時に指示します)

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書
参考文献『よくわかる社会情報学』西垣通・伊藤守編著ミネルヴァ書房
参考文献その他、適宜参考書籍、文献などを指定します。必要に応じてハンドアウト資料を配布します。

準備学修の内容

 授業で採り上げたテーマに関連する企業についての調査などを課題とします。授業時間内に課題を完成できなかった場合、授業の翌々日までに完成させて提出してください。欠席した場合もテキストや授業資料を参照し、同様の期限までに課題を提出してください。

その他履修上の注意事項

・教室設備の都合上、受講者数に定員を設けます。第1週に受講人数を確認するので必ず出席してください。
・外部講師による「IT事業スタートアップの事例紹介」を予定しています。
・授業最終フェーズにグループワークによる「ITサービスの企画提案」を行います。
・IT関連分野のいろいろな会社や事業に興味を持ち、自ら評価する方法を修得してください。
(IT関連分野への進路希望有無は問いません)

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回社会システム(1)オンラインショッピング
第3回社会システム(2)ブロックチェーンとFinTech
第4回社会システム(3)ビッグデータとクラウド
第5回コミュニケーション(1)通信と放送
第6回コミュニケーション(2)コンテンツ制作
第7回コミュニケーション(3)AIと社会
第8回マクロ社会情報技術(1)IoT(Internet of Things)
第9回マクロ社会情報技術(2)ディジタルコンテンツと文化
第10回マクロ社会情報技術(3)情報セキュリティ
第11回マクロ社会情報技術(4)知的財産権
第12回情報技術と近未来(1)これからのIT職種/ITサービスの企画検討1(グループワーク)
第13回情報技術と近未来(2)オープンデータ/ITサービスの企画検討2(グループワーク)
第14回情報技術と近未来(3)集合知とメディア/ITサービスの企画提案(グループワーク)
第15回まとめ