担当者 | ||
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | MAN-305 |
本講義では、イノベーションの概要について知識と考え方を体系的に学習することを目的としています。
イノベーションは飛躍的な経済発展をもたらす要因であるとされています。イノベーションとは何であり、なぜ必要とされているのでしょうか。イノベーションは企業の栄枯盛衰にどのような影響を与え、最適な企業戦略を選択するためにはどのような要因を考慮すべきなのでしょうか。産業によってイノベーションの実態にどのような違いが見られるのでしょうか。
春学期は、このような問いを設定し、イノベーションについて、企業や組織といった、よりミクロ的な視点での実態を学習します。授業は講義形式を主として行われます。
① イノベーションとは何かを説明できる
② イノベーションはなぜ重要なのかを理解している
③ イノベーションの実現のために何に注目すべきか修得している
④ イノベーションが産業の発展や企業の経営成果に与える影響について理解している
⑤ 企業戦略とイノベーションの関係について理解している
期末試験の成果が50%で受験は必須です。複数回出題予定の課題が30%で、残りは講義参加を考慮します(20%)。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『イノベーション・マネジメント入門』 | 一橋大学イノベーション研究センター(編) | 日本経済新聞社 |
教科書 | |||
参考文献 | 『コア・テキスト イノベーション・マネジメント』 | 近能善範・高井文子 | 新世社 |
参考文献 | 『イノベーションの普及』 | E. ロジャーズ(三藤利雄訳) | 翔泳社 |
参考文献 | 『知財創出:イノベーションとインセンティブ』 | S. スコッチマー(青木玲子監訳・安藤至大訳) | 日本評論社 |
参考文献 | 『科学技術白書』各年版 | 文部科学省 |
教科書の該当箇所を事前に一読しておくと理解が促進されます。
本講義ではパワーポイントを使用します。また講義の進行に応じて講義資料を配布します。
講義中の私語は厳禁とします。退場を命じます。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | イノベーションとは何か |
第3回 | イノベーションの歴史 |
第4回 | イノベーションと企業の競争力 |
第5回 | 産業とイノベーション |
第6回 | イノベーションとアントレプレナーシップ |
第7回 | イノベーションと資源動員 |
第8回 | イノベーションとクリエイティビティ |
第9回 | 新製品開発のマネジメント |
第10回 | イノベーションと企業戦略 |
第11回 | 技術戦略の策定・実行 |
第12回 | イノベーションと企業間分業、協力 |
第13回 | 企業間関係のマネジメント |
第14回 | オープンイノベーション |
第15回 | 講義のまとめ |