担当者 | 渡邉 公太教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [日本文化学科] | |
科目ナンバリング | HAA-202 |
日本と中国は地理的に近接した隣国同士であり、歴史的に見ても極めて長い関係を共有しています。長年、日本は中国を世界の中心として見る向きが強かったのですが、明治以降はその旧い秩序に対する挑戦を試みます。その結果、現代にいたるまで、日中両国は「友邦」と「敵国」の間を揺れ動く複雑な関係を継続しています。
本講義では、そんな現代の複雑な日中関係の原因となっている近現代日中関係の歴史を学ぶことで、日中両国の政治家や官僚、一般国民たちが互いをどう解釈し、自らを定義していたかについて考えてみたいと思います。
・近現代東アジア国際関係史の基礎知識を習得する
・授業で学んだ知識を応用し、現代の東アジア問題を論理的に説明できるようになる
・平常点:30%
・学期末試験:70%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 特に指定しない | ||
参考文献 | 『東アジア国際政治史』 | 川島真・服部龍二編 | 名古屋大学出版会 |
参考文献 | 『昭和史講義』1~3 | 筒井清忠編 | ちくま新書 |
授業ノートを読み返し、復習する。また授業で紹介する参考文献を読み、知識を広げる。
履修者が50名を超えない限り、対面での授業とする。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | 満州事変 |
第3回 | 日中戦争 |
第4回 | 太平洋戦争の勃発 |
第5回 | 大東亜共栄圏構想 |
第6回 | 日本の敗戦と国共内戦Ⅰ |
第7回 | 日本の敗戦と国共内戦Ⅱ |
第8回 | 中間試験 |
第9回 | 朝鮮戦争と東アジア冷戦Ⅰ |
第10回 | 朝鮮戦争と東アジア冷戦Ⅱ |
第11回 | 日韓国交回復 |
第12回 | 日中国交正常化Ⅰ |
第13回 | 日中国交正常化Ⅱ |
第14回 | 戦争責任問題の現代性 |
第15回 | 総まとめ |