担当者 | 渡辺 浩平教員紹介 | |
---|---|---|
単位・開講先 | 選択必修A 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | STS-204 |
本科目の目的は、コンピュータを使った社会科学の計量分析の基礎を学ぶことにある。この実習では社会科学の学習上有益な知識・技法について学ぶことになる。パソコンを使うことによって社会調査や各種統計から得られたデータを比較的簡単に分析することができる。まず表計算ソフトを用いた数値データの操作方法から始めて、統計分析ソフト「SPSS」のデータ・エディタへのデータ入力、単純集計表の作成からクリーニングの方法、クロス集計表の見方などの基本的な扱い方を身に付けた後、記述統計量の読み方、平均値の検定、相関関係の分析等データ集計の基本的手法を学ぶ。
社会科学を履修する上で重要な情報技術に関する知識や操作法の習得。基礎的な統計分析(カイ2乗検定、t検定、相関分析)の理解と手法の習得。
毎回の提出物により評価します。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 適宜指示します。 | ||
参考文献 |
実習時間内に課題を完成できなかった場合(課題不合格も含む)、翌週の実習までに完成させて提出してください。また、欠席した場合も手順メモを参照して課題を行ってください。
この科目は定員があります。履修希望者多数の場合には抽選を行い、当選者のみを履修可とします。履修登録をした方はLMSで抽選結果を確認してください。
この実習の前あるいは平行して履修しておくことが望ましい科目:「社会統計学I、II」「社会調査法I、II」
この実習で得た知識が役に立つ科目:「社会調査実習I、II」「コンピュータ・データ解析法」
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | イントロダクション |
第2回 | 表計算の基礎 |
第3回 | グラフによる表現 |
第4回 | ヒストグラム |
第5回 | SPSSの基本操作方法 |
第6回 | 相関関係の分析(1) |
第7回 | 相関関係の分析(2) |
第8回 | クロス集計(ピボットテーブル) |
第9回 | カイ二乗検定(1) |
第10回 | カイ二乗検定(2) |
第11回 | 平均値の差の検定(t検定1) |
第12回 | 平均値の差の検定(t検定2) |
第13回 | 総合課題(1) |
第14回 | 総合課題(2) |
第15回 | 課題講評・質疑応答 |