担当者 | 田嶋 英治教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択必修 2単位 [人間文化学科] | |
科目ナンバリング | FLE-102 |
本講座の受講希望者は原則として、「異文化コミュニケーションⅠ」を履修していることを望みます。「異文化コミュニケーションⅠ」で学んだ理論的な知識の上に、異文化コミュニケーションⅡでは、実際に異文化接触の際に起きた事例等も考えていきます。国際化、多文化かが進んでいる日本社会では、国内においても外国の人々との異文化接触の機会が増えていますが、海外においてはこれを避けて通ることができません。ここで必要なのが異なる社会に属する人と円滑な人間関係を構築し、「共生」するための知識や方法です。お互いの文化、社会、習慣、慣習、価値観、そして物事の考え方、そしてコミュニケーションの取り方等を学び、円滑なコミュニケーションをとることが出来るようになることを目標とします。本講座ではケースを取り上げながら、「異文化コミュニケーション」について学習します。その際。ケース・スタディーなどをグループ・ワーク等で行い、発表を行います。
①異文化理解をするために、基本的なことを理解すること。
②異文化コミュニケーションの「キーワード」を中心に基本的概念について理解すること。
③理論やケーススタディ-をしっかり学習し、実際の異文化状況の中で適応できるようになるための基礎をつくること。
④英文の資料を読めるようになること。
⑤発表能力を身につけること。
①平常点(出席率及び積極的な授業参加、及び課題等)50% ②定期試験 50%、等で総合的に評価します。
(注意)特に出席率や授業中の居眠りは、評価に大きな影響があります。また出席(遅刻を含む)、試験及び提出物等、上記の各項目の中に1つでも極度に悪い状況がある場合、それだけで履修が認められらないことがあります。詳細は授業でお知らせいたします。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『ケースで学ぶ異文化コミュニケーション -誤解・失敗・すれ違い-』 | 久米昭元、長谷川典子 | 有斐閣 |
参考文献 |
異文化理解に関する課題や発表があるので、自ら積極的に取り組んでください。事前に指定された課題をしっかり読み、積極的に授業が受けられるように準備してください。また英文の資料もあるので、英語の勉強もしてください。
異なる文化に属す人々と接触する時は、お互い言語を理解しているだけでは、円滑なコミュニケーションをとることはできません。本講座で学習する「異文化コミュニケーション」の知識があることは、より円滑なコミュニケーションをとることができるようになる可能性あります。それゆえ自らこのような能力を習得するという、目的意識をもって履修してください。
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション |
第2回 | 現代社会と異文化コミュニケーション。 |
第3回 | (1)日本在住外国人。 外国人の社会生活、外国人の権利について。 |
第4回 | (2)日本在住外国人。 外国人の社会生活、外国人の権利について。 |
第5回 | 帰国日本人。 帰国児童、使途の適応について。 |
第6回 | 共文化コミュニケーション。 世代間ギャップについて。 |
第7回 | 海外留学。 留学先での異文化適応について。 |
第8回 | 海外赴任。 赴任決定後の準備、求められる危機管理について。 |
第9回 | 海外旅行。 旅先での焦燥、日本人旅行者に対するイメージについて。 |
第10回 | 国際交渉。 交渉とは、戦後の日本の外交、交渉の準備について。 |
第11回 | 国際協力。 日本の国際協力について。 異文化摩擦の要因(1) |
第12回 | マスメディアとパーセプション・ギャップ。 マスメディアの報道について 異文化摩擦の要因(2) |
第13回 | 内容理解。 |
第14回 | 映像資料に見る異文化、異文化コミュニケーション。 映像資料をもとに、異文化に関連した問題を考える。 |
第15回 | 映像資料に見る異文化、異文化コミュニケーション。 映像資料をもとに、異文化に関連した問題を考える。 本授業のまとめ。 |