担当者 | 田中 延幸教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [経済学科] | |
科目ナンバリング | EDE-202 |
今日の経済の基盤である市場経済あるいは資本主義というシステムの成立以降、様々な経済状況や経済問題が生まれ、それらへの対応として様々な経済政策が現れた。そのような経済政策を理念的に支えたものが経済思想である。このことを踏まえ、この授業では、イギリス・フランス・ドイツを中心にヨーロッパの経済思想について説明する。これらの諸国の経済思想の比較を通じて、経済思想の多様性について学ぶ。なお、経済思想史Ⅰでは、18世紀後半から20世紀初頭までの時代を扱い、経済思想史Ⅱでは、20世紀を扱う。
ヨーロッパ諸国(イギリス・フランス・ドイツ)の経済思想の特徴について理解し、説明することができる。
平常点(授業中の質問に対する回答など、授業への意欲):40%
テスト:60%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 使用しない。プリントを配布する。 | ||
参考文献 | 『経済政策思想史』 | 西沢保・服部正治・栗田啓子編 | 有斐閣 |
授業の冒頭に、前の回の授業の内容について質問するので、質問に答えることができるよう、前の回の授業の内容をしっかり復習しておくこと。
経済思想史Ⅰの履修を前提とする。
回 | 授業内容 |
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第1回 | イントロダクション |
第2回 | ラーテナウ(ドイツ) |
第3回 | クレマンテル(フランス) |
第4回 | ケインズ(イギリス) |
第5回 | 管理経済主義 |
第6回 | べヴァリッジ(イギリス) |
第7回 | ディリジスム |
第8回 | オルド自由主義 |
第9回 | サッチャリズム |
第10回 | 社会的市場経済 |
第11回 | ヨーロッパ経済統合思想の成立 |
第12回 | ヨーロッパ経済統合思想の展開 |
第13回 | ヨーロッパ統合における社会的市場経済とディリジスムの並存・融合 |
第14回 | 大陸ヨーロッパ型市場経済モデルの形成 |
第15回 | まとめとテスト |