授業の概要（ねらい）

　この実習は、社会学的なメディア・リテラシー学習を深める一環として、ビデオ制作等の「映像コンテンツ制作」を実際に行うための実践的スキルを習得することを目的とします。チームに分かれ、一般向けのビデオ機材などを使って、実習形式でPV、CM、ミニ・ドラマ、ドキュメントなどの動画作品を制作します。
　メディア業界や広告・広報の業界に関心のある人、あるいは観光・地域活性化分野で将来映像を活用してみたい人、映像作品への出演・演技に関心のある人など、多様な人材に広く門戸を開いた実習です。

授業の到達目標

　（1）「意義」と「今日性」の観点に即したオリジナリティのある企画を立てることができる
　（2）企画案を構成表および絵コンテ（台本）の形で適切に表現することができる
　（3）企画内容を、適切なカメラワークと編集作業を通じて一つの作品に仕上げることができる
　（4）チーム内での役割に即した専門的スキルを習得して、チーム作品の制作に貢献できる
　（5）チーム作業を進めるため自ら意見を述べ、主体的に協力することができる

成績評価の方法および基準

　・課題作品：30％
　・提出物：20％
　・授業態度（チームへの貢献度・専門的能力の向上等）：50％

教科書・参考文献

準備学修の内容

　実際の制作プロセスが始まると、授業時間外に作業時間が必要となる場合があります。他のメンバーと時間調整をおこない、企画会議、撮影作業、編集作業等を協力して進めていくことが求められます。

その他履修上の注意事項

　履修条件は以下となります。
　(1)春期（前期）の「メディアコンテンツ制作実習基礎（田所担当）」を履修済みのこと。
　(2)対面授業に出席可能であること。

授業内容