政治とメディアⅡ
担当者天日 隆彦教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [政治学科]
科目ナンバリングPOL-110

授業の概要(ねらい)

 健全な民主主義を実現するために、メディアはどのような役割を果たしているのか。報道の仕組みを踏まえた上で、メディアと政治の関係を様々な角度から考察する。

授業の到達目標

①報道の仕組みを理解した上で、メディアが政治に及ぼす影響について説明できる。
②戦後政治史の中でメディアが果たしてきた役割について、具体的事例を挙げて説明できる。

成績評価の方法および基準

 授業最終日に行うテスト(60%)と平常点(40%、授業中の小レポートや宿題提出を含む)により総合的に判断する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『政治を動かすメディア』芹川洋一、佐々木毅東京大学出版会
参考文献『日本政治とメディア』 逢坂巌中公新書

準備学修の内容

 授業のポイントが理解できるよう宿題(主として選択・穴埋め式問題)を出すので、必ず提出すること。

その他履修上の注意事項

 授業中の私語など、他の受講生の迷惑になる行為は厳禁する。

授業内容

授業内容
第1回 全体の授業の流れ、成績評価方法の説明
 職業としての新聞記者について学ぶ
第2回 歴史としての政治記者について学ぶ
第3回 生き物としての新聞記者について学ぶ
第4回 政治とメディアをめぐる理論モデルと現実について学ぶ
第5回 選挙報道について学ぶ
第6回 「変わるメディア」について学ぶ
第7回 第6章までのまとめ、提出物のフィードバック
第8回 戦後政治とメディア1
 戦後初期の政治とメディアの関係について学ぶ
第9回 戦後政治とメディア2
 外務省機密漏洩事件(西山事件)について学ぶ
第10回 戦後政治とメディア3
 皇室報道について学ぶ
第11回 戦後政治とメディア4
 慰安婦報道について学ぶ
第12回 戦後政治とメディア5
 安倍内閣と新聞報道について学ぶ
第13回 海外のメディアについて学ぶ
第14回 全体のまとめ、提出物のフィードバック
第15回 まとめとテスト