政治とメディアⅠ
担当者天日 隆彦教員紹介
単位・開講先選択必修  2単位 [政治学科]
科目ナンバリングPOL-109

授業の概要(ねらい)

 健全な民主政治を実現するために、メディアはどのような役割を果たしているのか。報道の仕組みを踏まえた上で、メディアと政治の関係を様々な角度から考察する。

授業の到達目標

①新聞、テレビ、ネットなどのメディアの特性を理解した上で、今日における政治とメディアの関係について説明できる。
②同じテーマを扱った報道でも、報道機関によって取り上げ方が違うことを理解し、比較しながら説明することができる。

成績評価の方法および基準

 授業最終日に行うテスト60%、授業態度(宿題、授業中の小レポート提出を含む)40%。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『政治を動かすメディア』芹川洋一、佐々木毅東京大学出版会
参考文献『日本政治とメディア』逢坂巌中公新書

準備学修の内容

 授業のポイントが理解出来るよう宿題(主として選択・穴埋め式設問)を出すので、必ず提出すること。

その他履修上の注意事項

 授業中の私語など、他の受講生の迷惑になる行為は厳禁する。日頃から、新聞によく目を通しておくことが望まれる。

授業内容

授業内容
第1回 自己紹介、授業方法、成績評価について説明
 政治とメディアの関係の総論 
第2回 新聞報道の現代政治への影響について学ぶ
第3回 雑誌報道の現代政治への影響について学ぶ
第4回 テレビの現代政治への影響について学ぶ
第5回 インターネットの現代政治への影響について学ぶ
第6回 第5回までの授業のまとめ、提出物のフィードバック
第7回 ナショナリズムの培養装置としてのメディアについて学ぶ 
第8回 ポピュリズムを呼び起こす道具としてのメディアについて学ぶ
第9回 新聞リベラリズムの系譜について、明治大正期を中心に学ぶ
第10回 新聞リベラリズムの系譜について、昭和初期を中心に学ぶ
第11回 メディア・リテラシーについて学ぶ
第12回 新聞記事を読み比べ、授業内レポートを提出する
第13回 新聞記事を読み比べ、授業内レポートを提出する
第14回 全体のまとめ、提出物のフィードバック
第15回 全体のまとめとテスト