担当者 | ||
---|---|---|
単位・開講先 | 選択 2単位 [観光経営学科] | |
科目ナンバリング | TOS-107 |
本実習は観光学を「より身近に」「より幅広く」「より主体的に」学ぶためのものである。特に、グループワークによる国内ツアープランニング、並びに旅行業の現場に出向いて実際に行われていることを見聞することを主眼とする。
本実習は、期中にフィールドワークを2回実施する。フィールドワークでは、国内旅行業務の現場(JTBグループ会社)を訪問し、専門家によるレクチャーを受けることによって修得する、ツアープランニングにおいて必要な情報や知識を基に、グループワークで国内旅行の企画を行う。
本実習の到達目標は主に以下の6点である。
① 観光学の裾野の広がり(他の学問領域との関連)を理解する。
② グループ討議を通じたコミュニケーション能力を養う。
③ 現場における作法等の社会人基礎力を養う。
④ テーマに即した総括や取りまとめを行う能力を身につける。
⑤ 現場における課題を発見する力を養う。
⑥ 現場において課題を解決する力を養う。
出席は必須である。特に本実習は学外実習を中心とするものであることから、学外実習(計2回)を2回欠席すると単位は与えられない。成績は「レポート提出(50%)」、「発表プレゼンテーション(40%)」、「授業内での取り組み度合い(10%)」によって評価する。出席日数が良くない場合は減点する。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
---|---|---|---|
教科書 | 教科書は特に指定しない。適宜、資料を配布する。 | ||
参考文献 |
本実習は主に学外実習とグループワークを中心としている。したがって、学外実習では、個々のより強い責任とマナーが求められ、グループワークにおいては、協調性と独自性が求められる。なお、観光ルート、観光スポットについての知識などを事前に勉強しておくと良い。
グループワークでは、各人に割り当てられた役割の進捗状況を毎回グループ内で話し合い、全体の位置づけを確認しながら進めること。
学外実習、学内でのグループワークなど、出席は必須である。なお、本実習は少人数制(約15名)での開講とする。受講希望者が多数の場合には、初回の講義内で志望理由書により受講者の選別を行う。また、学外実習の訪問先や訪問日時、集合場所なども初回の講義内で案内する。そのため、原則、第1回の講義に出席しなければ、履修できなくなるので留意のこと。
なお、入門観光学実習Ⅲにおいては、海外旅行未経験者を優先し、秋学期の同実習Ⅳにおいては、海外旅行経験者を優先して選考する。
フィールドワーク(都心)は、原則、月曜日の5限に実施する予定である。よって、月曜の4限・5限に他の科目を履修登録している者は受講資格はないものとする。また、現地までの交通費は学生個人の負担とする。
回 | 授業内容 |
---|---|
第1回 | イントロダクション、受講者選別、旅行業界の現状把握 |
第2回 | 受講者自己紹介による相互理解、旅行形態の種類と手配の流れ |
第3回 | 旅行業法と約款 募集型企画旅行商品ツアープランニング(方面別グループ分け) |
第4回 | グループワーク:ツアープランニング(目的地の情報収集=観光スポット、交通手段、ホテル等) |
第5回 | グループワーク:ツアープランニング |
第6回 | フィールドワーク分振替休講 |
第7回 | グループワーク:ツアープランニング 募集型企画旅行商品のまとめ |
第8回 | 造成ツアープレゼン&討議 |
第9回 | インバウンド(国際旅行)の現状と手配の流れ 受注型企画旅行商品ツアープランニング(方面別グループ分け) |
第10回 | フィールドワーク分振替休講 |
第11回 | グループワーク:ツアープランニング(目的地の情報収集=観光スポット、交通手段、ホテル等) |
第12回 | ツアーコンダクターの業務 |
第13回 | グループワーク:ツアープランニング |
第14回 | グループワーク:ツアープランニング 国際旅行、受注型企画旅行商品のまとめ |
第15回 | 造成ツアープレゼン&討議 まとめ |