民法研究Ⅰ
担当者長谷川 成海
単位・開講先選択  2単位 [法学研究科 法律学専攻]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

債権法のうち、契約および不法行為を中心に、プロブレムメソッドにより学修を深める。

授業の到達目標

解約および不法行為について、応用的思考を身に付ける。

成績評価の方法および基準

報告内容を中心にして、授業への参加および貢献度を加味し、総合的に判断して評価する(100%)。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書『Law Practice 民法Ⅱ 債権編 第4版』千葉恵美子他商事法務
参考文献『民法判例百選Ⅱ 債権』有斐閣

準備学修の内容

各回の授業で取り扱うテキストの単元の理解には、判例研究が欠かせない。事前にテキストに提示されている参考判例につき、参考文献および判例を読んでおくことが必要である。

その他履修上の注意事項

出席は欠かせない。また、受講生の報告を中心に授業を進めるので、主体的参加が必須となる。テーマについては、受講生と相談の上で、希望に合わせて適宜変更することがある。

授業内容

授業内容
第1回イントロダクション
第2回定型約款の拘束力(1)
第3回提携約款の拘束力(2)
第4回契約締結の際の説明義務違反(1)
第5回契約締結の際の説明義務違反(2)
第6回解除と原状回復・損害賠償(1)
第7回解除と原状回復・損害賠償(2)
第8回売買目的物の種類・品質に関する契約不適合責任(1)
第9回売買目的物の種類・品質に関する契約不適合責任(2)
第10回賃貸借契約の終了:信頼関係破壊の法理(1)
第11回賃貸借契約の終了:信頼関係破壊の法理(2)
第12回請負における契約不適合責任(1)
第13回請負における契約不適合責任(2)
第14回金銭消費貸借(1)
第15回金銭消費貸借(2)