教育実践研究Ⅰ
担当者坂本 和良教員紹介, 赤堀 博行教員紹介, 荒巻 恵子教員紹介, 五十嵐 義征, 魚山 秀介教員紹介, 蒲地 啓子教員紹介, 神田 基史教員紹介, 小山 惠美子教員紹介, 清水 静海教員紹介, 杉坂 郁子教員紹介, 鈴木 康仁, 田村 順一, 町支 大祐教員紹介, 細戸 一佳教員紹介, 前島 正明教員紹介, 爲川 雄二教員紹介, 小関 禮子
単位・開講先必修  3単位 [教職研究科]
科目ナンバリング

授業の概要(ねらい)

 配属学級等を中心に、教科等の授業の教育実践を通じて、授業づくりの基本的な理念・手立て、評価の理念・方法などにかかわる授業実践力、児童生徒理解とそのための技法の獲得、及び、学級経営、生活指導等、特別活動・生活指導についての理解とその力量を高める。

授業の到達目標

 配属学級等を中心に、学習指導や学級経営、生徒指導、特別活動等、子どもの指導にかかる実習に継続的に取り組み、他の教員をリードできる高度な実践的指導力・展開力を獲得する。
 <A類学生>
 ・教科等の授業づくりの基本的な理念・手立て、評価の理念・方法、児童生徒理解とそのための技法などを理解し、その実践的力量を獲得する。
 ・教科等の授業づくりを中心に実習を進めながら、学級経営、生活指導等、特別活動・生活指導などの実習に取り組み、子どもの指導にかかる実践的な指導力を獲得する。
 <B類学生>
 ・上記の力量の向上を図りつつ、授業づくり・学級経営、生活指導等、特別活動・生活指導などの進め方や臨床的な研究の仕方などについて協議・研究したり、そこで指導性を発揮できる力の育成を図る。

成績評価の方法および基準

 実習校及び自己評価(50%)、実習記録(30%)、実習状況(20%)等を参考として総合的に評価する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特になし。
参考文献実習指導日等で適宜紹介する。

準備学修の内容

 実習校についての実態を十分に把握し、教員としての服務・指導の充実を図れるよう準備する。
 いつでも授業実践ができるよう、学習指導案を数種類用意しておくとよい。

その他履修上の注意事項

 指導教員と十分な連携を図り、実習記録の提出・指導を大学担当教員と連携を密にする。

授業内容

 1 実習期間
 ・5~7月(原則)
 ・実習期間は実習校と相談して決める。
 2 主な実習内容
 ・教科等の教材開発と指導計画、学習指導案の作成
 ・教科等の学習指導(協力的指導を含む)の実際
 ・指導と評価の実際、評価問題の作成
 ・総合的な学習の時間や外国語活動の計画と指導の実際
 ・ICT等を活用した授業の計画と実際
 ・自身の授業分析に基づく授業改善推進プランの作成
 ・児童の問題行動や保護者等との対応の実際
 3 実習方法
 ・集中型の連続実習を基本としつつ、連携協力校や学生のニーズ・実状にあった実習スタイルをつくる。
 ・学生は配属学級等での指導を中心としつつ、他学年・他学級での観察・参加・指導も行う。
 ・放課後には、学生、担当教員、大学教員による指導の会を定期的に実施して指導を受け、常に課題を明確にしながら実習に取り組めるようにする。