グローバル社会学特論BⅡ
担当者山下 雅之教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [社会学科]
科目ナンバリングSOC-330

授業の概要(ねらい)

フランス社会学の始まりは19世紀前半のオーギュスト・コントによる実証主義からといわれている。その理論的な展開を理解し、またその後の社会学の発展にどのように受け継がれていったのかを把握する。

授業の到達目標

フランス社会学の起源とされる思想と、その歴史的な背景について一定の理解を得た上で、これを継承したとされるエミール・デュルケムの社会学について概要を学ぶ

成績評価の方法および基準

授業内容を十分に理解し、自らの問題意識と重ね合わせてゼミで発表することができるかを総合的に判断する。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書コントとデュルケームの間:1870年代のフランス社会学山下雅之木鐸社
参考文献社会学的方法の規準エミール・デュルケム岩波文庫

準備学修の内容

授業内容に関連する資料の自主的な学習

その他履修上の注意事項

授業内容

授業内容
第1回コント思想の影響力
第2回実証主義の拡大
第3回新しい人文社会科学の発展
第4回デュルケムと普仏戦争
第5回共和政とドイツ思想の影響
第6回新たな学問分野の確立
第7回社会学と社会の変化
第8回有機的社会の姿
第9回社会学の対象と方法の革新
第10回デュルケム社会学のライバルたち
第11回社会の発展に伴う弊害
第12回人類学の基礎
第13回植民地主義の学問的影響
第14回宗教現象と社会表象
第15回デュルケム社会学とコント