担当者 | 中谷 直司教員紹介 | |
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単位・開講先 | 必修 2単位 [社会学科] | |
科目ナンバリング | SEM-301 |
本ゼミは、国際関係論と政治学の枠組を用いて、国際社会と日本の関係を考察することを大きな共通テーマとします。前期では国際関係論や主要国の国内政治に関する新書を手分けして複数冊読み、その内容についてプレゼンテーションとディスカッションを行います。
課題となる新書については、初回の授業でリストを配付し、受講生の関心に応じて取り上げる文献と発表担当を決めます。
後期の演習で予定している学術論文の読解・プレゼンとあわせて、まず勉強と研究の違いを理解しましょう。同時に就職活動や就職後にも必要なプレゼンテーション能力の獲得・向上も意図しています。その上で、国際関係論/政治学についてのあなたの知識と理解を、その後アップデートしながら一生涯使える頑健なものにしましょう!
【教科書について】
教科書指定した『政治学の第一歩』は3年前後期・4年前後期を通じて使います。ぜひ手に入れて、国際関係論/政治学の分からない概念や考え方を調べるのに使って下さい(基本的な枠組は演習の第1回目と2回目で説明します)。輪読で使うのではなく、辞書的に参照する使い方を想定しています。
(1)基礎的な論説文である新書の内容を読解できるようになる。
(2)読解した新書の内容を、他の受講生に説明(プレゼン)できるようになる。
(3)新書の読解とプレゼンを通じて得た知識と「ものの考え方」を用いて、過去から現在に至る実際の国際関係/政治上の現象を理解できるようになる。
(4)(1)~(3)を踏まえて、興味関心のある国際関係/政治上の現象について、他の受講生と議論できるようになる。
授業内課題(プレゼン、読書メモの提出など):60%
授業参加(ディスカッションへの参加):40%
*単なる出席は評価対象としない。ただし演習であるので、毎回の出席を求める。
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 政治学の第一歩 | 砂原庸介、稗田健志、多湖淳 | 有斐閣 |
参考文献 | 政治学 補訂版 | 久米郁男、ほか著 | 有斐閣 |
参考文献 | 国際政治史──主権国家体系のあゆみ | 小川浩之、板橋拓己、青野利彦 | 有斐閣 |
・発表担当の新書を読み進め、報告の準備をする。
【取り組み方】
・演習であるので、毎回の授業への出席は必須。
・ただし座っているだけでは出席と認めないので、毎回必ず1度は発言する(練習と思う)。
【受講要件】
・未知のものへの熱意、好奇心。
・試行錯誤・遠回りを楽しむ気持ち。
回 | 授業内容 |
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第1回 | 自己紹介/演習の進め方と目的の説明/共通の教科書と課題文献の説明 |
第2回 | 政治学って?──担当者による簡単な解説;課題文献決め;発表準備の説明 |
第3回 | 国際政治学って?──担当者による簡単な解説;発表の簡単なコツの説明 |
第4回 | 新書の報告とディスカッション |
第5回 | 新書の報告とディスカッション |
第6回 | 新書の報告とディスカッション |
第7回 | 新書の報告とディスカッション |
第8回 | 新書の報告とディスカッション |
第9回 | 新書の報告とディスカッション |
第10回 | 新書の報告とディスカッション |
第11回 | 新書の報告とディスカッション |
第12回 | 新書の報告とディスカッション |
第13回 | 新書の報告とディスカッション |
第14回 | 新書の報告とディスカッション |
第15回 | 演習の総括・全体ディスカッション |