担当者 | 中沢 紀子教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [日本文化学科] | |
科目ナンバリング | JLN-202 |
過去の言語変化の中で、平安時代~現在までに起こった現象のいくつかに焦点をあてる。「日本語の歴史Ⅰ」同様、言語変化が起こる前と変化後とではどのように変化したのかを考えていく。授業では、古典文学作品に現れる言語現象を取り上げる。この授業では、「言葉は変化する」という言語変化の観点から、過去の日本語と現代日本語の違いについて、各言語事例を基に説明していく。
なお、受講を希望する学生の中には、古典文法が苦手であるとか、古典文学作品に興味はあるけれど難しくて読めないという人も多いことだろう。この授業では、まず現代日本語の事例を提示し、古典文学で描かれた過去の日本語とどこが違うのかという観点で授業を進める。そのため、古典文学や文法の知識が殆ど無くとも、授業内容の理解に支障がないようになっている。
日本語を通して言語変化の要因を探る。「過去の日本語と現代日本語は、どう違うのか」日本語の歴史的な流れを理解し、説明できる。
出席(40%)・テスト(50%)・授業時のレポート(10%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 授業ではプリントを配布する。 | ||
参考文献 |
授業では、レポートを課すことがある。準備学修では、その際に必要な言語事例をそろえておくことが求められる。この事例採取については、授業時に指示する。
古典文法に関する知識は特に要求しない。
授業内で感想・現在気になっている言葉などコメントを書いてもらうことがある。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス |
第2回 | 言語変化とは |
第3回 | 言語変化とは |
第4回 | 現代語の言語事例 |
第5回 | 現代語の言語事例 |
第6回 | 平安時代の言語事例 |
第7回 | 平安時代の言語事例 |
第8回 | 鎌倉・室町時代の言語事例 |
第9回 | 鎌倉・室町時代の言語事例 |
第10回 | 鎌倉・室町時代の言語事例 |
第11回 | 江戸時代の言語事例 |
第12回 | 江戸時代の言語事例 |
第13回 | 江戸時代の言語事例 |
第14回 | まとめ |
第15回 | まとめ |