授業の概要（ねらい）

　本講義は、経済学の基礎的理論や経済データの見方を紹介しながら、日本経済の動向や現在の課題を明らかにしていくことを目的としています。
　具体的には、第2次世界大戦以降の日本経済の歩みを、指定した教科書の時代区分に沿って、配付するレジュメと資料を用いながら、わかりやすく解説していきます。

授業の到達目標

(1)新聞や雑誌で報道される経済記事を正しく理解したり、あるいは批判的に検討することが可能となるような経済学的な見方や経済データの見方の基礎が身につく。
(2)戦後の日本経済の歩みを、経済データを用いながら簡潔に説明できる。
(3)日本経済が直面している主要課題とその背景について、他者にわかりやすく説明できる。

成績評価の方法および基準

　試験80％、授業への参加度・貢献度20％として評価します。

教科書・参考文献

準備学修の内容

　教科書及びレジュメに沿って講義を行います。毎回の授業の最後に、次回の講義内容の教科書該当箇所を示しますので、必ず教科書を読んで予習し、理解が困難な点等については質問事項として整理しておいてください。また、次回授業までに教科書とレジュメを用いて復習をしてください。
　毎回の授業について、予習と復習にそれぞれ１時間ずつあてることを想定しています。

その他履修上の注意事項

　授業中、私語など他の受講者に迷惑をかける行為は厳に慎んでください。また、日頃より新聞や雑誌などの経済記事に関心をもつとともに、理解が困難な点について自ら調べたり、授業内外で積極的に質問する態度を身につけてください。

授業内容