帝京学-実学・国際性・開放性を培う-
担当者宇多 浩教員紹介
単位・開講先選択  2単位 [総合基礎科目]
科目ナンバリングFYE-101

授業の概要(ねらい)

 この授業は1年生を対象にしたオムニバス形式の授業です。毎週、帝京大学の各学部・学科から選ばれた教員に来ていただき、さまざまな学問分野の特色を説明していただくとともに、それぞれの学問の意義や魅力を語っていただきます。
 この授業の狙いはおもに2つあります。1つは、帝京大学に所属するさまざまな先生方の学問分野を学ぶことで、特定の専門分野にとらわれない幅広い視野や教養を培っていただくことです。もう1つは、これら多様な学問を学び知ることを通して、帝京大学の建学精神や教育指針を習得していただくことです。
 皆さんは特定の学部・学科に入学し、2年生からは専門的な知識・技能を学ばれていくことでしょう。しかし、大学は専門的な知識や技能を習得する場であるだけでなく、こうした知識や技能を、未来を生きるための「知恵」へと転換させる場です。またそれと同時に、さまざまな知識・技能の習得を通して、幅広い視野・豊かな人間性を身につける場でもあります。こうした「生きるための知恵」や「幅広い視野」を培うことは、将来、皆さんが複雑で流動的な社会に出たときに、生きるための「軸」として役立つはずです。
 以上のことは、本学の教育指針である〈実学・国際性・開放性〉という理念とも密接に結びついています。実学とは「生きるための知恵」を培うことであり、国際性・開放性とは幅広い視野や豊かな人間性を培うことを意味しているからです。その意味で、この授業は本学の建学精神にかなったものであるといえます。
 また本学では、学生自身による「主体的な学び」を重視しています。したがって授業では、教員が一方的に講義をするのでなく、学生もその内容について問題意識を共有し、質疑応答に参加することが求められます。多様な学問分野に対して好奇心があり、どのようなテーマに対しても主体的に応じることのできる学生の受講を期待しています。

授業の到達目標

 ①本学の建学精神・教育指針について説明することができる。
 ②各分野の研究テーマ・意義・魅力などについて、自分の言葉で説明することができる。
 ③多様な学問分野を学ぶことの意義について振り返ることができる。
 

成績評価の方法および基準

 ①リフレクション・シート(振り返りシート) … 約80%
 ②筆記試験(期末試験)          … 約20% 
 
 ・5回を超えて欠席した場合は原則として失格となり、筆記試験の受験資格はありません(筆記試験を受けてもD判定となります)。

教科書・参考文献

種別書名著者・編者発行所
教科書特にありません。
参考文献特にありません。

準備学修の内容

 前の週に受けた講義についてのリフレクション・シートを自宅にて完成させてくる必要があります。

その他履修上の注意事項

 1年生向けに開講される総合基礎科目ですので、特に前提知識は必要ありません。(自分の専門分野とは異なる)さまざまな学問分野との「出会い」を楽しむことのできる、好奇心旺盛な方の受講を期待しています。

授業内容

授業内容
第1回オリエンテーション
(授業目的、授業の流れ、成績評価についての説明)
第2回帝京大学の教育指針について~帝京大学学長(予定)
第3回各学部・学科の教員による講義①
第4回各学部・学科の教員による講義②
第5回各学部・学科の教員による講義③
第6回各学部・学科の教員による講義④
第7回各学部・学科の教員による講義⑤
第8回各学部・学科の教員による講義⑥
第9回各学部・学科の教員による講義⑦
第10回各学部・学科の教員による講義⑧
第11回各学部・学科の教員による講義⑨
第12回各学部・学科の教員による講義⑩
第13回各学部・学科の教員による講義⑪
第14回各学部・学科の教員による講義⑫
第15回授業のまとめ・筆記試験