担当者 | 大貫 真寿美教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [総合基礎科目] | |
科目ナンバリング | ARL-102 |
「美術Ⅰ」からの履修が望ましい。「美術Ⅰ」からの学びを生かし、さらに深める。一般教養として知っていなければならない美術、文化について学ぶ。美術史のなかに登場する様々な作品を味わい、作品そのものだけでなく創作した作家自身の人生や個性についても触れ、受講者も自分自身の人生を考察する。
授業に関連する映像を観ることやテキストに演習(鉛筆による表現実技)をすることによって、自分の考えや想いを表現することを楽しみ、さらには知識の定着を図る。課外活動の美術展鑑賞を通じて芸術・文化に触れることを経験し、生涯美術や文化を愛好し人生を豊かにする一助となるようにする。
10年後には日本人の職業の49%がなくなると予測されている。しかし、ロボットやコンピューターは芸術などのクリエイティブな作業には向いていない。ならば、人間は機械にできる仕事は機械に任せて、より高次元でクリエイティブなことに集中すべきである。美術の学修は人間の新しいスキルや知性を磨く一つ方法である。どんな職に就こうとも、機械を使う人間にクリエイティブな能力が必要とされる時代になった。本講義ではテキストや映像画像を使い、鑑賞からの表出(絵を描く・自分の考えを文章化)を行い、現代に必要とされるクリエイティビティー(デザイン・発想構想の能力)の錬成をねらう。
一般教養として知っていなければならない美術、文化について学ぶ。
『鑑賞からの表出』の演習により、現代に必要とされるクリエイティビティー(デザイン・発想構想の能力)の習得をする。
テキストに演習を行い演習ページを日常の評価対象とする。テキストを適宜提出。(50%)
(テキストを途中提出し、中間評価も行う)
郊外美術展鑑賞レポート提出。(50%)
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | 『鑑賞からの表出』観て描いて美術を楽しむ | 大貫真寿美著 | DTP出版 |
参考文献 |
テキストに目を通すこと。鉛筆、消しゴム、定規を必ず持ってくること。 テキストによる振り返りを行い、知識の定着を図ること。
※授業時間内にテキストの書き込みが不十分な場合、書き込み完成させて持参すること。
美術展鑑賞については通学途中の交通機関やテレビ・雑誌・インターネットなどにより、開催中または開催予定の美術展情報を収集し、自分で行きたいと感じる美術展を探しておくこと。日頃から物を観察する習慣をつけること。
テキストによる学修を行う。履修確定後は毎回テキストと鉛筆消しゴム、定規を持参すること。
※時に制作が入る。片付けは最低限のマナーでルール。
授業中の私語は厳禁。
※著しく授業態度が悪く、授業の妨げにになる行為は決して認めない。
好奇心旺盛で積極的に学びたいという学生の受講を望む。毎回の演習を楽しみながら授業に参加して欲しい。
回 | 授業内容 |
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第1回 | ガイダンス 現代に必要なデザイン力 |
第2回 | クリムト 演習1 クリムトに学ぶ装飾とデザイン構成 |
第3回 | 若冲 演習2 升目描きはデジタル |
第4回 | ターナー 演習3 森羅万象を表現する |
第5回 | モネの作品から学ぶ絵画によって表現されるもの 演習4 鉛筆によって光を表現する |
第6回 | 鑑賞しておきたい絵画の解説1 演習5 鑑賞レポート1 |
第7回 | 鑑賞しておきたい絵画の解説2 演習6 鑑賞レポート2 |
第8回 | 日本の兜のデザイン力 演習7 コンセプトをもって兜をデザインする |
第9回 | 浮世絵とジャポニズム 演習8 鑑賞レポート3 |
第10回 | 現代アート入門 マルセル・デュシャン 演習9 現代アート作家を鑑賞したことによる表出 |
第11回 | アウトサイダーアート 演習10 戸来貴規に学ぶ文字からの表出 |
第12回 | 日本の女性作家 演習11 小倉遊亀を鑑賞 |
第13回 | らくがきを描いてみよう 演習12 線による前後関係の表現 |
第14回 | 版画 演習13コインで版画 |
第15回 | まとめと振り返り テキスト提出 |