担当者 | 大貫 真寿美教員紹介 | |
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単位・開講先 | 選択 2単位 [人間文化学科] | |
科目ナンバリング | ARL-107 |
パソコンや携帯・スマートフォンの普及により、物を液晶画面で確認することが多くなった。
物の実在感を感じる機会が少なくなった現代において、手作業にによるものづくりを意識的にするべきである。版画実技演習を通じ物の実在感を再認識し、作品を作ることは様々な思考力も養うとことを演習を通じて実感をする。
簡単な「版」の作り方、用具材料の扱いを学ぶところから始め、制作を楽しみながら自分の表現を探してゆく。木版画などを制作し、自分の制作したものをファイルして「ポートフォリオ」にまとめ、自分の表現活動を通じての学び気づきを振り返り確認する。生涯を通じて表現活動を行う手がかりとする。
物の実在感を再認識する。版画制作を楽しむ。表現することの喜びを味わう。制作を通じて自分の表現を探す。表現を通じて思考力を高める。
毎回の制作。意欲関心態度。ポートフォリオ等総合的に評価する。
制作作品60%
作品コメント、意欲関心態度40%
種別 | 書名 | 著者・編者 | 発行所 |
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教科書 | |||
参考文献 |
物をよく観察する習慣。通学途中のポスターなど様々な表現を観る習慣をつけること。指定された用具材料の準備。多くの作品を鑑賞すること。図版のみならず、美術展にも足を運ぶこと。
※制作課題の意図をくみ、「下絵」を持参すること。また、制作に参考となる資料などを自ら探して持参をすること。
自ら表現する科目である。自分を見つめ、世界を見つめ、何を表現したいかを探すこと。
※用具材料の準備をして授業に臨むこと。また、使った用具材料の片づけまでが学習活動である。必ず片づけをして教室を退出すること。
※第一回目の授業に出席した者のみ履修可とする。ただし、美術室の用具材料の関係上履修者希望が多い場合は抽選とする。
※版画教材、消耗品は各自で購入。教室内にて購入可(例年1,200円程度)
回 | 授業内容 |
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第1回 | オリエンテーション ・授業に必要な用具材料の説明 |
第2回 | ・紙による版表現 |
第3回 | ・紙版による刷り① |
第4回 | ・紙版による刷り② |
第5回 | ・一版一色版画について |
第6回 | ・彫刻刀による版表現 |
第7回 | ・バレンの持ち方、使い方 ・インクの加減について |
第8回 | ・一版多色版画について |
第9回 | ・一版多色版画制作① |
第10回 | ・一版多色版画制作② |
第11回 | ・彫進み版画について |
第12回 | ・掘り進み版画制作① |
第13回 | ・三色の色の重ねの表現の可能性について |
第14回 | ・三色の色による刷りをする |
第15回 | ・まとめ |